たかいわ勇樹の徒然なる日記

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zoom RSS 雑賀礼史 ルースターズ 2.トロンプ・ルイユと幻獣の歌姫

<<   作成日時 : 2012/07/08 22:54   >>

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 7月はお中元のシーズンと言う事で、我が家ではお中元・お歳暮の類は貰わない、贈らないを通していますが、会社では取引先に贈ったり、あちこちから貰ったりしている今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
 さて、溜まっていた本の類もようやく消化できまして、今回はそのうちの1冊、雑賀礼史先生の小説「ルースターズ」の最新巻「ルースターズ 2.トロンプ・ルイユと幻獣の歌姫」の紹介と感想をお送りしたいと思います。

 前巻はジェスター扮するラウール・グルトンがレミーのアパルトマンに入ってきた所で終わりましたが、この巻ではその直後から始まります。
 前半はジェスター扮するラウールとミリアムの壮絶な追いかけっこの回想シーンが続きますが、ぶっちゃけジェスターのスケベとお調子者ぶりを前巻より一層印象づけてますね。いくら役者と役者の演じる人物は別だと主張しても、そんな言い訳で納得できるはずが無く、某怪盗の孫に更にイメージが近くなってます。ええ、最後にミリアムのカードを下着ごと盗んだのでトドメですね。
 後半はレミーが『銀の指(シルバーガン)』を元に独自の魔法を開発していく中、成り行きでミリアムと関わる話に流れになりますが、この物語における魔法はファンタジーに良くある学問として体系化されたものとは違い、ジェスター曰く「術者の願望を物理的な力を介さずに実現するシステム」で、術者ごとに種類も効果も違っていて、どちらかと言うと特殊能力に近いですね。
 ちなみにレミーの魔法がジェスターに<贋作絵師(ファッセール>と名付けられ、画学生として不本意きわまりない名前にレミーが憤慨しながらも、どんどんそういう方向に魔法のレパートリーが増えていく所に、読んでいる側としては笑いと哀れみを禁じ得ません。どれほど嫌でも一度名前を付けられると望む、望まざるに関わらず意識してしまうのが人の性と言うもので。いわゆる「名付けた者勝ち」というやつですか。
 そしてもっと哀れなのがミリアムで、今回はジェスターに色々な意味でマーキングされるわ、魔法の道具であるカードは奪われるわ、その他諸々酷い目に遭いまくりです。正直主人公の敵役のはずなのに、肩入れしたくなるくらいですよ。美女補正が働いているのは否定しませんがね(笑)。次巻以降の挽回に期待してます。
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雑賀 礼史

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