タイトル | 日 時 |
---|---|
十文字青 Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)
|
2016/03/06 18:19 |
くまなの くまクマ熊ベアー
|
2016/01/16 18:17 |
黒うさP/WhiteFlame:原作 一斗まる:著・イラスト 小説 千本桜 四
|
2015/11/08 14:54 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク7
|
2015/10/25 15:31 |
十文字青 Elysion 二つの楽園を巡る物語(下)
|
2015/07/11 23:17 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2015/07/05 23:37 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2015/06/08 22:12 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク6
|
2015/04/19 23:30 |
天酒之瓢 ナイツ&マジック5
|
2015/04/12 16:57 |
十文字青 Elysion 二つの楽園を巡る物語(上)
|
2015/04/05 18:49 |
BUNBUN画集 The Last Rose
|
2015/02/01 17:02 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2015/01/02 23:55 |
野村美月 アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人
|
2014/11/08 23:58 |
佐崎一路 吸血姫は薔薇色の夢をみる
|
2014/11/02 00:13 |
賀東招二:原案・監修 八奈川景晶:著 甘城ブリリアントパーク メープルサモナー1
|
2014/10/26 15:37 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク5
|
2014/10/20 00:37 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る 14 果てしなき夜ぞ来たりて
|
2014/10/11 22:59 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2014/08/16 23:12 |
星の剣舞姫 第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」4
「全員配置、完了しました」 やって来た若い警官の報告に、 「ご苦労、時間までそのまま待機して下さい」 スーツ姿に眼鏡を掛けた痩身の男──ジャン・シュルクが振り向かずに答えつつ、前方に建つ工場を伺う。 パリ市内で連続して起こっている強盗殺人事件の犯人が、死霊人形と、それを操るエミリー・ベレッタという名前の邪法使いであると、マティルダから情報を受け取ると、警察はそれまでの盗品故買のルートに加え、死霊人形の材料となる資材の二方面で捜査を始めた。国内に広く複雑に張り巡らされた流通網を洗い出... ...続きを見る |
2014/08/16 23:07 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク4
|
2014/06/29 23:20 |
天酒之瓢 ナイツ&マジック4
|
2014/05/11 16:52 |
十文字青 薔薇のマリア 21.I love you.[rouge]
|
2014/05/10 23:53 |
十文字青 薔薇のマリア 20.I love you.[noir]
|
2014/04/06 23:10 |
新宿仮面舞踏会 第10話「逆十字の薔薇」0、1
|
2014/03/16 15:25 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク3
|
2014/01/26 23:24 |
藤孝剛志 姉ちゃんは中二病2 へっぽこ吸血鬼VS.地上最強の妹!?
|
2014/01/03 14:03 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る 13 Even if you become the Stardust
|
2014/01/02 18:44 |
水野良 グランクレスト戦記 2 常闇の城主、人狼の女王
|
2014/01/02 15:09 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2013/12/15 23:57 |
星の剣舞姫 第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」3
「こちらです」 そう案内され、私達は冷たく重い空気が漂う廊下を進む。 「まさか、こんな事態になるなんて……」 苦々しく呟く私に、 「そうね、マティルダほどの人が遅れを取るなんてね」 アニェスも重い口調で答えた。 ...続きを見る |
2013/12/15 23:49 |
黒うさP/WhiteFlame:原作 一斗まる:著・イラスト 小説 千本桜 弐
|
2013/11/09 23:01 |
十文字青 薔薇のマリア 19.たとえ明日すべてを失うとしても
|
2013/10/06 16:59 |
天酒之瓢 ナイツ&マジック3
|
2013/10/06 15:13 |
藤孝剛志 姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?
|
2013/09/15 23:12 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク2
|
2013/08/25 19:05 |
水野良 グランクレスト戦記 1 虹の魔女シルーカ
|
2013/08/25 14:29 |
日日日 ささみさん@がんばらない11
|
2013/06/30 18:45 |
天酒之瓢 ナイツ&マジック2
|
2013/06/16 19:11 |
天酒之瓢 ナイツ&マジック1
|
2013/06/09 17:02 |
森瀬繚、静川龍宗 うちのメイドは不定形2
|
2013/06/02 15:03 |
落書き 漆原
|
2013/05/12 14:41 |
星の剣舞姫 更新しました
|
2013/05/06 16:59 |
星の剣舞姫 第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」2
私達がマティルダの元を訪れた夜、早速アニェスの剣を作る作業は始まった。 まずは準備なのだが、部屋に入る前に私とロベールは外で全ての服を脱ぎ、『聖別』したという水を被って身を清めるようアニェスに言われ、家の中へ戻って体を拭くと、用意してあった白い修道服に似た服を着せられる。 「それじゃ、行こうかしら」 日本の着物と言われる衣服に似た、前で襟を合わせて腰に帯を巻いた、白くゆったりとした服を着たアニェスに先導されて作業部屋に入ると、アニェスは扉の鍵を厳重に施錠して、机の上に置かれた四個の香... ...続きを見る |
2013/05/06 16:52 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る12 The One I Want
|
2013/05/06 14:09 |
十文字青 薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて
|
2013/04/07 13:47 |
黒うさP/WhiteFlame:原作 一斗まる:著・イラスト 小説 千本桜
|
2013/03/20 19:17 |
今日はミクの日
|
2013/03/09 23:22 |
賀東招二 甘城ブリリアントパーク1
|
2013/03/02 23:46 |
日日日 ささみさん@がんばらない10
|
2013/01/12 18:53 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」完結しました
|
2013/01/06 23:36 |
初心音コマ ノニアレ
もしあなたが、幸福を感じる事で死に近づいていく病に冒されたらどうしますか? 幸福を諦め、何も期待せず、あらゆる希望を捨て、この世の全ての事象に無関心になって、植物のように生きるしか、命を長らえる方法がなかったとしたらどうしますか? 全てを受け入れて淡々と生きますか? 拒否して快楽に浸って死にますか? 神も、世界も、運命も、自分自身をも呪って生きますか? それとも絶望して自ら命を絶ちますか? 今回紹介する第13回えんため大賞最終選考候補作品、初心音コマ先生の小説「ノニ... ...続きを見る |
2012/12/09 22:59 |
西尾維新 零崎曲識の人間人間
まあ何て言いますか、西尾作品は読みやすいと思いますよ。 先日「零崎軋識の人間ノック」を読んでこちらに感想を書きましたが、水曜日に届いた「零崎曲識の人間人間」も、仕事やその他諸々の合間しか読む時間が取れなかったにも関わらず、僅か3日でつい先程読み終えた所です。 ...続きを見る |
2012/11/23 22:42 |
西尾維新 零崎軋識の人間ノック
先日文庫の新刊をチェックしたら、講談社文庫から西尾維新先生の小説「零崎曲識の人間人間」の文庫版が出ると知りまして、その前巻である「零崎軋識の人間ノック」の文庫版が出ていると気づいてなかったものですから、今週急いで買いまして、これまた急いで今日読み終えました。 ...続きを見る |
2012/11/17 22:54 |
リタ・ジェイ 青春サイバーアクション漫才ハードボイルドコメディな転校生
土曜日はなかなか日が差さなくて寒かったですが、日曜日は朝から天気が良かったので、家で本を読んだり創作したりしてました(笑)。 と言うわけで昨日読了したリタ・ジェイ先生の小説「青春サイバーアクション漫才ハードボイルドコメディな転校生」の紹介と感想をお送りします。 ...続きを見る |
2012/11/05 23:06 |
時雨沢恵一 キノの旅XVI the Beautiful World
昨日、時雨沢恵一先生の小説「キノの旅XVI the Beautiful World」を買ってきまして、当初は読み終わるまでに数日はかかると思ってましたが、相変わらず短編形式で読みやすいので、その日のうちに全部読んでしまいました(笑)。 ...続きを見る |
2012/10/21 15:05 |
日日日 ささみさん@がんばらない9
実を言うと、今回紹介と感想を書く日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」第9巻はかなり前に読み終わっていたのですが、色々な事情で今日までずれ込んでしまいまして。 ...続きを見る |
2012/10/20 18:33 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る0.5 At That Time the Sky was Higher
「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて、日に新たな活動を続けるかぎり、青春は永遠にその人のものである」 ...続きを見る |
2012/10/06 17:02 |
星の剣舞姫 更新しました
前回の更新からおよそ2ヶ月、「星の剣舞姫」第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」0と1をアップしました。 前回の更新でも書きましたが、今回の話で「星の剣舞姫」のストーリーは一区切り付ける予定でいます。と言ってもシリーズが終わるわけではありませんので、楽しみにしている皆さん、ご安心ください。 ともあれ、まずは今の話をしっかり書き上げる事ですね、ええ、気合を入れて書きますよ。 にほんブログ村 ...続きを見る |
2012/09/30 16:23 |
星の剣舞姫 第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」1
その屋敷は、むせ返るような血の臭いに満ちていた。 町中に建つ、綺麗に刈り込まれた芝生と植木の庭を備えた瀟洒な屋敷。月の光と庭の街灯に照らされたその下で、主夫婦はクラシックのレコードかラジオ、テレビを傍らに食後のワインを楽しみ、子供は既に夢の中──そんなありふれた、だが幸福な時間が営まれているはずの屋内は、数人の黒ずくめの一団によって見るも無惨な惨状と化していた。 仲間がキャビネットなどを開けて金品を漁っている側で、黒ずくめの1人が最後に生き残っていた若いメイドの胸に、右手の指先から伸び... ...続きを見る |
2012/09/30 16:12 |
星の剣舞姫 第5話「グラン・ギニョルは炎のようで」0
聖書でキリストはこう言っている。 「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」 だが、私が知っているある人物は、自分を蔑み、爪弾きにした周囲への憎しみを、いつしか人間全てに対する憎悪へと膨らませていった。 また、旧約聖書・ダビデの詩にはこうある。 「怒りを解き、憤りを捨てよ。自分も悪事を謀ろうと、いら立ってはならない」 だが、その人物は憎しみの炎に己を焼き、その炎で自分を蔑み、疎んじた者達を焼き尽くし、更にはその他の者達にまで炎を広げていった。 ...続きを見る |
2012/09/30 16:10 |
星の剣舞姫 更新しました
え〜、前回の更新から半年以上経ってしまいましたが、「星の剣舞姫」第4話「ボディーガードは繊細で」を完結しました。 前話のローランに続いて今回の話でロベールの剣が完成して、次はいよいよ本命であるアニェスの剣を作るのですが、そこはすんなり完成とは行かせないのがライトノベルのお約束。そこまでに一ひねり二ひねりさせるのが作り手としての腕の見せ所な訳でして。あと他にも未だに消化不良な所や伏線などを次の所でしっかり消化させて一区切り付けたいと思ってますので、皆さん楽しみにしていて下さい。 いつアッ... ...続きを見る |
2012/07/28 16:09 |
星の剣舞姫 第4話「ボディーガードは繊細で」4
翌日アニェスの家を訪れると、昨夜の襲撃などなかったかのように庭は綺麗に片付いていて、一体どうやってあの短時間でやってのけたのか不思議だったが、私は敢えてアニェス、ロベールには問わない事にした。聞けば後戻りできなくなる気がしたからで、既に後戻りできない所まで来ているだろうと思うだろうが、それでも進みたくない方向へは進みたくないと思うのが『常識』というものだろう。 それから何かやる事があるらしくアニェスに追い返されたが、そう遠くないうちにまた剣の材料集めか作る手伝いで呼び出されるのは分かってい... ...続きを見る |
2012/07/28 16:00 |
雑賀礼史 ルースターズ 2.トロンプ・ルイユと幻獣の歌姫
7月はお中元のシーズンと言う事で、我が家ではお中元・お歳暮の類は貰わない、贈らないを通していますが、会社では取引先に贈ったり、あちこちから貰ったりしている今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? さて、溜まっていた本の類もようやく消化できまして、今回はそのうちの1冊、雑賀礼史先生の小説「ルースターズ」の最新巻「ルースターズ 2.トロンプ・ルイユと幻獣の歌姫」の紹介と感想をお送りしたいと思います。 ...続きを見る |
2012/07/08 22:54 |
ソード・ワールド(1.0)物語の完結
先程水野良先生の小説「魔法戦士リウイ」シリーズの最終巻「魔法の国の魔法戦士」を読み終わりました。 ...続きを見る |
2012/07/01 16:54 |
日日日 ささみさん@がんばらない8
え〜、昨日ようやく日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」第8巻を読み終わりまして、まだ他に読みかけの本があるのに今日またネットで注文した本が届きましたが、それでも紹介と感想を書くとしましょう。 ...続きを見る |
2012/06/30 23:14 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る11Walting Here Stop The Noisy Heart
今週も仕事が色々と大変で、疲れやストレスが体の中にこびりつく日々で、人間は大きく分けてストレスで食べまくるタイプと食事が喉を通らなくなるタイプの2種類があると言いますが、前者らしい私は昨日の夕食もしっかり食べた上にハイボールと発泡酒を空けて気持ちよく酔ってました。 ようやく最新巻を読了した浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の一応主人公らしいガユスを初め、主要キャラクターのほとんども食事シーンは半端なく食べてますから前者のようですね。 ...続きを見る |
2012/06/16 18:51 |
雑賀礼史 ルースターズ 1.魔法銃とアルフライラの秘宝
さて、ゴールデンウィークも残すところあと1日となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 私の方は先日の日記でもレポートをお送りしたニコニコ大会議に参加したりその他色々バタバタと過ごしてましたが、本の方もそれなりに読んでまして、今日はそのうちの1冊、「召還教師 リアルバウトハイスクール」でおなじみ雑賀礼史先生の新作「ルースターズ 1.魔法銃とアルフライラの秘宝」の紹介と感想をお送りいたします。 ...続きを見る |
2012/05/05 22:23 |
十文字青 薔薇のマリア 17.この痛みを抱えたまま僕らはいつまで
結構前に十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 17.この痛みを抱えたまま僕らはいつまで」を読み終えているのですが、本業その他諸々の理由で紹介と感想を書くのがすっかり遅くなってしまいました。 ...続きを見る |
2012/04/08 19:00 |
橙乃ままれ まおゆう魔王勇者5 あの丘の向こうに
さてさて、複数の雑誌やネット上でコミックが連載中で、更には外伝まで発売された「まおゆう魔王勇者」ですが、とうとう小説本編の最終巻が出まして、私は発売日から2日で一気に読破したのですが、月曜日から忙しく、明日からまた予定が入っているので、僅かに空いた今夜のうちに感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2012/01/25 23:49 |
星の剣舞姫 更新しました
今年に入って初めてのオリジナル小説更新です。 前回の更新で、なるべく早くアップできるようにしますと書いてましたが、蓋を開ければ約3ヶ月も経ってました。 次で今回の話は締めとなる予定ですが、アップはいつになるかな(汗)? にほんブログ村 ...続きを見る |
2012/01/07 23:36 |
星の剣舞姫 第4話「ボディーガードは繊細で」3
それからは戦いはほとんど一方的になった。 私がサーベルで黒服達の撃ってくる銃弾を防ぎ、銃を切断して使用不能にして、ロベールがサバットで黒服達を倒していくという連携が自然に成立すると、立っている黒服達の数はみるみる減っていき、もはや数の優位さえ崩れるのは時間の問題となる。 黒服達もそれは理解できたらしく、一人が踵を返して外へ走り去ると、他の者達も我先にと逃げていく。 「こら待て! 逃げるんじゃない!」 リーダーは声を荒げて引き留めようとするが、雪崩のように崩れていく集団を元に戻すこ... ...続きを見る |
2012/01/07 23:34 |
西尾維新 零崎双識の人間試験
昨年の冬コミに参加した皆さん、この3が日で疲れは取れたでしょうか? さて、私は毎回コミケの際、開場前行列の待ち時間を潰す為に本を持って行くのが通例になってますが、今回はmixiアプリやtwitterもあったので、本は文庫本1冊で済みました。それがこちらで紹介と感想を書く、先月の下旬にコミック版と一緒に文庫版が発売された、西尾維新先生の小説「零崎双識の人間試験」なのですが、実は西尾先生の小説を買って読むのはこれが初めてだったりします。意外と思うかも知れませんが、事実ですから驚いて下さい(... ...続きを見る |
2012/01/03 23:00 |
日日日 ささみさん@がんばらない7
求職中の私でも、12月となれば来年に向けて色々やる事がありまして、例えば今日は部屋の掃除をしましたが、私の部屋は床が板張りだから埃やゴミ、あと髪の毛とかが目立つんですよ。一応棚とかに積もった埃を払い、床を拭きましたが、今週の金曜日か土曜日辺りに窓を拭くまでにまた埃が目立ちやしないかと思う今日この頃です。 さて、そんな中でも本は読んでまして、日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」第7巻の紹介と感想をこれから書きたいと思います。 ...続きを見る |
2011/12/22 00:05 |
七位連一 アキハバラヴァンパイアナイト2
先日七位連一先生の小説「アキハバラヴァンパイアナイト」の2巻を読み終わりましたが、オビに「12月29、30、31日は外出禁止ですっ」なんて恐ろしい台詞(笑じゃ済みません)があったから、今回の話は年末のイベントが絡んでいるのかと思いましたが、違ってました。 と言うわけで、以下が紹介と感想です。 ...続きを見る |
2011/12/08 22:46 |
七位連一 アキハバラヴァンパイアナイト
12月と言えば私達の世界では冬コミの月ですが、既に冊子版のカタログを入手している方もいるかも知れません。 ですが今回私はカタログの前に七位連一先生の小説「アキハバラヴァンパイアナイト」をお勧めします、と書きます。理由はタイトルを見れば分かる事でしょう。 ...続きを見る |
2011/12/04 22:40 |
小岩井蓮二 キミはぼっちじゃない!
今年もあと1ヶ月を切ったのに、私は未だ再就職先が見つからず、このままでは年が替わるのを素直に祝えないのですが、そこはクリスマスや冬コミといったイベントで沈みそうになる気分を上向かせるのが生活の知恵と申しますか。あと日々の読書も精神の安定に少なからず効果がありまして、今回紹介と感想を書く小岩井蓮二先生の小説「キミはぼっちじゃない!」もその1つなのです。 ...続きを見る |
2011/12/01 23:26 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」9
前回と同じく前の更新から約3ヶ月……このペースで良いのか悪いのか? まあ長くならないだけ良しとしましょうかね。 ともあれ第9話「業女献血」9を追加しました。 ...続きを見る |
2011/12/01 22:24 |
水城正太郎 十六夜聖域1
先月のドラゴンマガジンで先行抜粋が掲載されたのを読んで、先日ファンタジア文庫で発売された水城正太郎先生の小説「十六夜聖域」の第1巻を今日読み終えましたので、早速紹介と感想を書こうと思います。 まず始めに、上にも画像を貼ってある表紙に出ている美少女ですが、彼女は主人公ではありません。こういう釣りなやり方は最近珍しくなくなった、と言ったらそれまでですけど…… ...続きを見る |
2011/10/27 22:26 |
ローマ人の物語 全巻読了しました!
普段こちらのブログで本の紹介と言えば漫画かライトノベルがほとんどですが、他のジャンルの本も読むことは読んでるんですよ。 その代表格と言えるのが塩野七生先生の小説「ローマ人の物語」でして、他の本ややることの合間を縫ってマイペースに少しずつ読み進めてきましたが、先程ようやくといった感じで全巻読み終えました。 ...続きを見る |
2011/10/16 23:09 |
星の剣舞姫 更新しました
前回の更新から2週間足らずですが、「星の剣舞姫」第4話の続きをアップしました。 今回は少しハイペースながら戦闘シーンも入ってまして、気合を入れてアクションを書きました。 前回の更新でも書いた通りロベールに焦点を当てる話ですから、これまでになく彼が活躍しております。ついでに彼の戦闘スタイルも明らかにしてますので、格闘技に興味のある方も良かったらご覧下さい。 ...続きを見る |
2011/10/04 23:08 |
星の剣舞姫 第4話「ボディーガードは繊細で」2
「あのガキだな。奴らの言ってた特徴と一致する」 「しかし信じられませんね。あんなガキがボスの屋敷に乗り込んで全滅させたなんて……」 「当たり前だ。常識的に考えろ」 「ですが、あの時の生き残りは皆口を揃えてガキにやられたと……」 「爆発のショックで記憶が混乱してるだけだろう。実際にやったのは恐らく、あの一緒に歩いている大男だ」 「確かに、あいつがやったという方が現実味がありますが、それにしたってあいつらとあともう一人、神父の格好をしてたって男だけで三〇人はいたガードが全滅させられたっての... ...続きを見る |
2011/10/04 22:54 |
山本弘/グループSNE 妖魔夜行 闇への第一歩
TRPGのガープス妖魔夜行シリーズがもう何年も動きがなくて、そろそろ文庫本を整理しようかと思った矢先、妖魔夜行の新シリーズが出るというので早速買って読んでみました。 ...続きを見る |
2011/10/02 18:51 |
星の剣舞姫 第4話開始しました
第3話が終わってからおよそ3ヶ月間が開きましたが、「星の剣舞姫」第4話をアップしました。 と言ってもアップしたのは最初の部分だけで、続きはこれから書きます。今日と明日を執筆に当てればそれなりに進むと思うのですが、実際はどうなるか…… ...続きを見る |
2011/09/23 15:45 |
星の剣舞姫 第4話「ボディーガードは繊細で」1
「こんにちは、神父様」 六月のある日の午後、町の広場で開かれている市場へ買い出しに行くと、果物の露店で品定めしていたロベールが私の姿を見付けて挨拶をしてきた。 「やあ、こんにちはロベール」 私も挨拶を返し、露店に山盛りになっている果物を物色に掛かると、 「ああ神父様、今夜食べられるのですからこちらがよろしいですよ」 横合いからロベールが、山の中から幾つか取って差し出してきた。 「いや、有り難いんだけどロベール、一人じゃそんなに食べられないし、数日分買い出しに来たんでね」 「で... ...続きを見る |
2011/09/23 15:34 |
星の剣舞姫 第4話「ボディーガードは繊細で」0
人の多くは自分の目で見たことに、あらゆる判断の重きを置く。 心というもの自体が目に見えない以上、人は相手の美醜や身なりの良し悪し、表に出る態度など、目に見えるものから判断しなくてはならないからだ。だから、相手が判断から外れた事をすると「人は見かけによらない」などと言い、私も昔は度々そう口にしたものだ。 だが大概の場合、それは判断に必要な要素が見えていなかっただけで、然るべき見方を身に付けていれば、隠れているものでも見つかるし、逆に漫然と見ているだけでは表に出ていても決して見えない。 ... ...続きを見る |
2011/09/23 15:33 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」8
前回の更新から約3ヶ月……微妙な更新ペースですね(汗)。 ともあれ第9話「業女献血」8を追加しました。 今回は刑事物もしくは探偵物っぽい展開で話が進んでますが、次回以降は新宿仮面舞踏会らしくやっていこうかと。 まあ新宿仮面舞踏会らしさがどんなものかと問われれば、一口では言い辛いのですが(汗)。 ...続きを見る |
2011/08/27 16:35 |
日日日 ささみさん@がんばらない6
この所暑くなったり肌寒くなったりと、気温の変化が激しく、着る物や窓の開け閉めなどに気を遣う今日この頃ですが、くれぐれも体調を崩さないよう気を付けて下さいね、本当に。 てな枕でお送りする今回の本の紹介と感想は、日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」の第6巻です。 ...続きを見る |
2011/08/26 22:34 |
賀東招二 フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?
夏コミが終わって買った物の整理も終わり、そう言えば今度の土日にAnimelo Summer Live 2011があるみたいだけど、アリプロ出てないならライブやコンサートに行くのを封印中だけど耐えられるかな〜なんて思っている今日この頃、皆様に置かれましてはいかがお過ごしでしょうか? ネットで注文した賀東招二先生の小説「フルメタル・パニック!」の最新短編集「フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?」が昨日届きまして、書き下ろしを除いてどれもドラゴンマガジンで読んだ事のある作品ですか... ...続きを見る |
2011/08/24 22:43 |
十文字青 薔薇のマリア 16.さよならはいわない
明日は夏コミ初日ですけど、準備はおおむね完了しましたので、先日読み終わった十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 16.さよならはいわない」の紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2011/08/11 22:43 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのきゅう
今年の夏は暑かったり涼しかったり、はたまた肌寒かったりと、本当に天候がコロコロ変わりますね。おまけに南の海上にいる台風のせいで雲がかかったり晴れたりするし、台風自体の進みは遅いしで、全くきまぐれで身勝手なものです。 さて、そんな今年の天候にまけずきまぐれで身勝手な凶華と乱崎家の面々が織り成す日日日先生の小説「狂乱家族日記」も今回の番外9冊目でとうとう終わりとなります。 ...続きを見る |
2011/08/04 23:12 |
糸緒思惟 五年二組の吸血鬼
ワンダーフェスティバルの開場前待ち時間に読んだ小説を、昼間1冊紹介しましたが、もう1冊の「五年二組の吸血鬼」も今日中に紹介と感想を書く事にします。 「僕の妹は漢字が読める」と同様に、ネット上で話題になった作品ですが、これもこれでまた問題作でして…… ...続きを見る |
2011/07/28 23:02 |
かじいたかし 僕の妹は漢字が読める
先日開催されたワンダーフェスティバルの開場前待ち時間を潰す為に持ってきて読んだ2冊の小説のうち片方が、以前色々と話題になった「僕の妹は漢字が読める」ですけど、これがまた読んでイタいことイタいこと…… ...続きを見る |
2011/07/28 17:02 |
橙乃ままれ まおゆう魔王勇者4 この手でできること
今や複数の雑誌などでコミック化された「まおゆう魔王勇者」ですが、文章の方も第4巻が出まして、既に何日も前に読み終えているのですが、他にやることが色々ありまして、今日ようやく紹介と感想を書きます。 ...続きを見る |
2011/07/21 22:32 |
時雨沢恵一 学園キノ5
時雨沢恵一先生の小説「キノの旅」のパロディ版「学園キノ」も、シャレの分かる読者に恵まれたようで5巻目が出ました。 買ったその日のうちに一気に読んでしまえたのは、パロディ版ならではの気楽さ故でしょうか。 ...続きを見る |
2011/07/09 17:13 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架8
今月15日からテレビ東京その他で「ダンタリアンの書架」のアニメ放送が始まるというので公式サイトを見たりしたんですけど…… 何ですかあれは!? ...続きを見る |
2011/07/03 23:39 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る10 Scarlet Tide
私もそれなりの年月小説を読んできて、異常者や快楽殺人者が登場する作品も結構読んだつもりですけど、浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の最新巻に出てくるザッハドの使徒、特にアンヘリオは次元が違いすぎます。 ...続きを見る |
2011/07/01 23:13 |
星の剣舞姫 第4話完結しました
前回の更新から約4ヶ月、ようやく「星の剣舞姫」第3話を終了しました。 先日「新宿仮面舞踏会」を更新してから1ヶ月も経たないうちにアップできたのなら、もっと速いペースで更新できるだろうと言う方もいるかも知れませんが、こちらも色々事情がありまして、その辺を汲み取っていただきたい次第。 ...続きを見る |
2011/06/25 15:10 |
星の剣舞姫 第3話「ジュエリーは妖麗で」4
「いらっしゃいませ、神父様」 パリから帰って翌日の午後、アニェスの家を訪れた私を、いつものようにロベールが迎え入れる。 「失礼ですが、その鞄は?」 今回私が右手に提げて持参した鞄に目を止め、ロベールが尋ねる。 「ええ、ちょっとした準備をね……」 言葉を濁しつつ、応接間に通されると、アニェスがソファーに座って待っており、 「何、その鞄は?」 予想していた通り、鞄に目を止めて訝しげに尋ねる。 「いや、悪霊祓いというから、こちらもそれ相応の準備をしておこうと思って……」 通... ...続きを見る |
2011/06/25 14:55 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」6、7
前回の更新の記事を調べてみたら2009年の8月……って、2年弱も間が開いてたのかよと自分でも驚くやら呆れるやらですが、「新宿仮面舞踏会」を更新いたしました。 今回は英樹の二人目の血契者の顔見せで終わりまして、次回は彼女絡みの本格的な話をお送りする予定です。いつになるか、予定は未定ですみません。前もって謝っておきます(笑)。 ...続きを見る |
2011/06/06 21:53 |
うえお久光 紫色のクオリア
本当は昨日のうちにこちらの記事も書くつもりでしたが、JINのドラマ感想を書いたりしているうちに夜遅くなってしまいましたので、今日こうして本の感想及び紹介記事を書きます。 で、紹介するうえお久光先生の小説「紫色のクオリア」ですが、奥付によると初版が出たのが2009年7月だそうで、2年弱も前の作品で、当時は雑誌のレビューとかでタイトルとかを知っている程度でしたが、チェックしているブログで先日感想がアップされまして、調べてみますとネットではで大変な評価が高く、理由が漫画家の綱島志朗先生がイラ... ...続きを見る |
2011/05/23 14:58 |
橙乃ままれ まおゆう魔王勇者3 聖鍵(せいけん)遠征軍
ネットの掲示板投稿から話題となり第1巻、第2巻と2月連続で単行本が出た「まおゆう魔王勇者」ですが、それから間が開いてしまったので、今回紹介と感想を書く第3巻が出るまでに随分やきもきさせられました。ええ、元となったネットの方は見てません。 ...続きを見る |
2011/05/05 18:51 |
日日日 ささみさん@がんばらない5
世間ではゴールデンウィークに突入しましたものの、無職の私にはあまり関係ないのではと思う方もいるかも知れませんが、本の発売日とか色々と普段と違ってくるものなんですよね。 それでも本を読んでるのは相変わらずでして、今回感想と紹介を書くのは日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」の第5巻です。 ...続きを見る |
2011/04/29 23:18 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架7
地震だ統一地方選だと世間は色々慌ただしいですが、それでも桜は咲きまして、私の所でも今日は格好の花見日和でした。私は通りがかりに桜を見ただけで花見してませんけど(笑)。 ともあれ相変わらず就職活動は実を結ばないし、本も読んでいるわけで、今回紹介と感想を書くのは三雲岳斗先生の小説「ダンタリアンの書架」の第7巻です。 ...続きを見る |
2011/04/10 23:45 |
日日日 狂乱家族日記 拾伍さつめ
先月の地震とそれによる計画停電の影響でネットや読書のリズムが変わっていると、先日の記事にも書きましたが、物流の方にも当然影響はありまして、ネット通販だと届くのが遅れやしないか心配で、早く読みたい本は本屋で買うようになってます。とは言え長い無職生活ですっかりセコくなってますからポイントカードがある店でないと、どうも損した気分になってしまいます。 そんな中で読んだ本の1つが今回こちらで紹介する日日日先生の小説「狂乱家族日記」の本編最終巻です。 ...続きを見る |
2011/04/05 00:32 |
寺田とものり 超鋼女セーラ 黄金の楽章・超鋼女セーラ
世間では新年度が始まったようで、ネット上では地震関連の記事に混ざって新生活が始まった人達の記事がアップされておりますが、私の方は残念ながら変化らしきものはありません。一日も早く再就職して新生活を始めたいのですが、こればかりは私の意志だけではどうにもならないのが辛い今日この頃です。 まあそんな生活でも本は読んでいると申しますか、計画停電の影響でネットや録画を巡る環境も変わってきたので読書のリズムも当然変わってるわけでして。それで久しぶりに紹介と感想をお送りするのは寺田とものり先生の小説「超鋼... ...続きを見る |
2011/04/03 00:15 |
星の剣舞姫 更新しました
前回の更新からおよそ1ヶ月経ちますが、「星の剣舞姫」第3話の続きをアップしました。 今回はストーリーの本筋もそれなりに進みますが、アニェスの性格の一面──ただの我が儘、ゴーイングマイウェイとは言い切れない彼女のポリシーについてもクローズアップしてみましたのでその辺も注目してみて下さい。 だからと言って、アニェスの無茶苦茶ぶりを弁護する訳じゃありませんし、今回も最後に無茶振りをしてくれますから期待(?)して下さいな(笑)。 にほんブログ村 ...続きを見る |
2011/02/26 16:39 |
星の剣舞姫 第3話「ジュエリーは妖麗で」3
アニェスの商談が終わると、私はまた彼女に連れられ、地下鉄(メトロ)に乗る。 パリまでの道のりと言い、着いてからと言い、アニェスの行動には全く迷いがないので、私は地下鉄の車内でアニェスに尋ねてみる。 「随分慣れた感じでパリの町を歩いてるが、土地勘があるのか?」 「少しね。今の家に引っ越す前、ちょっとの間いたから」 「中華街に住んでいたのか?」 「ローラン、あなたも中国系はみんな中華街に住んでると思ってるの?」 「済まない、偏見だった」 立っている私の前で座席に座ったアニェスに、... ...続きを見る |
2011/02/26 16:30 |
橙乃ままれ まおゆう魔王勇者2 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀
元々ネット上で話題になっていたらしいですが、書籍化されてあちこちで話題になっている「まおゆう魔王勇者」。第2巻に入って更にストーリーの規模が拡大しております。 ...続きを見る |
2011/02/02 23:28 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのはち
さてさて、日日日先生の小説「狂乱家族日記」も次でいよいよ終わりが近いようですが、その本編最終巻に先立ちまして番外8冊目が出ましたので早速紹介と感想をば。 今回表紙のトップが死神三番なのは、本編で色々と過酷な扱いを受けている彼女に対する作者の贖罪、と言うか鳳火を奪い取ることはできないからせめてこれで我慢してくれという作者のメッセージだろうかと思う今日この頃。 ...続きを見る |
2011/01/30 18:59 |
星の剣舞姫 更新しました
今月初めに「星の剣舞姫」第3話の初めをアップしましたが、本日続きをアップしました。 ようやく話がサブタイトルにふさわしい展開に来ましたけど、今回はバトルシーンとは別の意味できな臭い内容になってます。 それでもアニェスは相変わらずゴーイングマイウェイで、ローランがそれに引きずり回されるんですけどね(笑)。 と言うわけで、この後の展開もなるべく早く書き進めたいと思ってますので。 にほんブログ村 ...続きを見る |
2011/01/22 16:15 |
星の剣舞姫 第3話「ジュエリーは妖麗で」2
アニェスとロベール、そして不本意ながら私が裏組織のボスの屋敷を壊滅させてからおよそ一ヶ月、アニェスが剣の材料調達で様々な所へ行く都度、私も連れて行かれたが、一つとして命の危険を伴わない場所はなかった。 ある時は深い森に分け入って、奥地に生える巨木から枝を取りに行ったのだが、途中で狼のテリトリーに入ってしまい、何十頭もの狼の群れに襲われ、森の生態系の重要な一部であることと「食べられないから」という理由でアニェスが殺すことを禁じたために、身を守りながら逃げなくてはならず、その際にアニェス達とは... ...続きを見る |
2011/01/22 16:05 |
橙乃ままれ まおゆう魔王勇者1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
魔王とその手下によって世界は恐怖と闇に包まれた世界。そこへ現れた勇者が魔王を倒し、世界は平和を取り戻す。 ファンタジーRPGで良くある勧善懲悪のパターン、王道と言っても良いですね。 けれど現実的に考えればそう単純には行かないことは、例えば「されど罪人は竜と踊る」シリーズとかを見れば良く分かります。けれどその『現実』を改善しようとするならそれこそ勇者が魔王を倒す以上の時間と労苦が必要になると、ある程度物が分かってからちょっと考えれば理解できることですが、敢えてそれに挑戦した作品が、今... ...続きを見る |
2011/01/11 23:54 |
星の剣舞姫 第3話開始しました
第2話が終わってからおよそ8ヶ月間が開いてしまいましたが、「星の剣舞姫」第3話をアップ致しました。 と言いましても例によって最初の方だけでして、続きも書き上がり次第アップする予定ですが、何分マイペースで書いてますからいつになるやら……まあできるだけ早く書こうとは思ってますけど(汗)。 ...続きを見る |
2011/01/08 22:42 |
星の剣舞姫 第3話「ジュエリーは妖麗で」1
水しぶきを上げ、鮫が海面から顔を出す。 それが大きく開けた口には鋭い歯が何列にも並び、目の前にいる私の肉を噛み、引き裂こうと向かってくる。 私は波で揺れる船の上で懸命に姿勢を保ちつつ、サーベルを鞘から抜き放つと、鮫の上顎と下顎の間に刃を叩き込む。血を吹き出しながら鮫の口は更に広がり、腹まで裂けると下顎が体から離れ、船の上に転がる。下顎を失った鮫は数秒間海面でのたうち回るが、やがて力尽きたか派手に水しぶきを上げて倒れると、辺りの海を赤く染める。 「次が来るわよ、ローラン!」 いつも... ...続きを見る |
2011/01/08 22:40 |
星の剣舞姫 第3話「ジュエリーは妖麗で」0
人は何かに執着する傾向のある生き物だ。 良くある例では財産や地位、服や装飾品、家族や恋人などを求め、手に入れれば手放すこと、失うことを怖れ、拒み、もっと手に入れようとする。そうした執着がエスカレートして盗みや暴力、殺人などの事件が起きるケースは歴史上という大きな視点で見るまでもなく枚挙に暇がないし、それらの最たるものが戦争ではあるまいか。 そのためキリスト教を初め、多くの宗教が物事に執着することを戒めているが、一方で物事に強く心惹かれることで、例えば恋をして、結婚して、子を為して作られ... ...続きを見る |
2011/01/08 22:39 |
山口優 シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約(ちかひ)
それでは冬コミ前に読んだ本の紹介と感想、2冊目に入ります。 とは言うものの、今回紹介する第11回日本SF新人賞受賞作「シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約」でひと区切り付けようかと。 ...続きを見る |
2011/01/03 17:09 |
十文字青 薔薇のマリア 15.愛も憎しみも絶望も
昨日は冬コミ前に読んだ本の紹介と感想を書きましたが、今日は冬コミ中に読んだ本に掛かりましょう。 まずは十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 15.愛も憎しみも絶望も」です。 ...続きを見る |
2011/01/03 15:33 |
日日日 ささみさん@がんばらない4
昨年末の冬コミは例によって開場前行列に並んで、待ち時間中は色々本を読んだので、今日と明日はそれらの紹介と感想を書こうと思います。 けどこちらの記事で紹介する日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」の第4巻は冬コミ前に読み終わってるんですけどね(笑)。 ...続きを見る |
2011/01/02 15:36 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架6
さて、昨日も色々書きましたが、今日も1冊小説の紹介と感想を書こうと思います。 今回紹介するのは三雲岳斗先生の小説「ダンタリアンの書架」の第6巻ですけど、そう言えばアニメ化の企画も進行中だそうで、内容からすると、放送は深夜でしょうかね? ...続きを見る |
2010/12/06 23:58 |
日日日 狂乱家族日記 拾四さつめ
先日まで就職活動の絡みで経理関係の本を読んでまして、その間ライトノベルはご無沙汰でしたが、ようやくこうして感想と紹介を書けるくらいには読むようになりました。 で、今回紹介するのは日日日先生の小説「狂乱家族日記」の最新巻「狂乱家族日記 拾四さつめ」です。 ...続きを見る |
2010/11/14 23:26 |
言い訳の上手い人達
今日、石田衣良先生の小説「池袋ウエストゲートパーク[ 非正規レジスタンス」の文庫版を読了しました。 こちらに掲載されている表題作「非正規レジスタンス」は日雇い派遣労働者を題材にした作品で、安い賃金で家もないのでネットカフェで寝泊まりし、派遣先で締め切られれば無駄足で交通費は自分持ち、仕事中怪我をしても保険に入ってないので全て自己責任という派遣労働者の実態が書き出されています。 こうした悲惨な実態は例の秋葉原無差別殺傷事件でマスコミに取り上げられたことから広く知られるようになりまして... ...続きを見る |
2010/10/02 16:43 |
寺田とものり 超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手
何だかねー、9月を過ぎても暑い日が続くと思ってたら、あっという間に秋が来たと言う感じですね。 やっぱり残暑こそ続いても、雨や台風が来るごとに秋らしくなってくるのは自然の摂理なのでしょうか。 と言うわけで、こんな時節の挨拶とは関係ありませんが寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手」の紹介と感想を書こうと思います……と言いますか、今回はほとんど感想ですね。 ...続きを見る |
2010/09/25 23:38 |
アルファポリス 第3回ファンタジー小説大賞エントリーしました!
かつては「レイン」などの名作を世に出し、私もサイトと作品を登録している「アルファポリス─電脳浮遊都市─」で、現在第3回ファンタジー小説大賞というイベントを今月一杯まで開催してまして、私も「新宿仮面舞踏会」「星の剣舞姫」でエントリーしています。 これまで何回かアルファポリスでのイベントにエントリーしたことはありますが、今回はこうしてブログ上で発表するなど今までより積極的にアピールしようと考えています。 ...続きを見る |
2010/09/04 11:52 |
日日日 ささみさん@がんばらない3
今回紹介する日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」の第3巻は結構前に読み終わってるのですが、色々あったおかげでこちらに書くのがすっかり延び延びになってしまってました。 けど今日Amazonからミクの日感謝祭のDVDを発送したとメールが来ましたので、その前に書いてしまおうと思った次第。 ...続きを見る |
2010/09/03 17:02 |
賀東招二 フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)
いやはや、とうとう賀東招二先生の小説「フルメタル・パニック!」が終わってしまいましたね。 最初の「戦うボーイ・ミーツ・ガール」を買った日、あれは新宿で買ったはずだから多分大学の帰り、その夜は土砂降りだったのを覚えています。……って、そういうしょうもないことばかり良く覚えてて、そんな記憶力と容量があるならもっと有意義なことに使えと自分に突っ込む今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 これを見ている方の中には最終巻である「フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド... ...続きを見る |
2010/08/22 23:26 |
十文字青 薔薇のマリア 14.さまよい恋する欠片の断章
夏のコミックマーケット終了後の興奮もようやく醒めてきた今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 私の方も色々バタバタしておりましたが、またいつものように本の紹介と感想を書けるくらいには落ち着きました。 と言うわけで今回紹介するのは十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 14.さまよい恋する欠片の断章」です。 ...続きを見る |
2010/08/21 22:38 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのなな
日日日先生の小説「狂乱家族日記」はいよいよ次回からラストエピソードのようですが、それに先だって番外7冊目が出ましたので当然ながら読みました。 今回は本編における裏社会編の舞台だった帝都最大の繁華街・正夢町を中心に書かれてますが、収録されているのはその裏社会編の前のエピソードなのでご注意下さい。と言ってもこれを読もうという人の大半は分かっているでしょうけど。 ...続きを見る |
2010/08/08 18:50 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る9 Be on the Next Victim
浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の最新巻が出ましたが、前巻のラストでアナピヤを失いジヴーニャと別れる羽目になったものですから、冒頭でのガユスのヘコみっぷりは見ているこちらまでヘコんできます。まあ今回に限らずこのシリーズはストーリーがダウナー系なんですけど。 それでもガユスがジヴーニャの代わりを求めていたにせよ、半ば勢いで別の女と付き合ったり、女の方がガユスの心の隙に付け込んできたにしても、相手の心に昔の女が未だに住んでいると分かっていても付き合いを続ける所を見ると、人生という... ...続きを見る |
2010/08/04 17:12 |
時雨沢恵一 学園キノ4
時雨沢恵一先生の小説「キノの旅」のパロディ版「学園キノ」もとうとう4巻目が出ましたよ。理解のあるファンが多いようで良かったですね。ええ、私一気に読んでしまいましたよ。 ...続きを見る |
2010/07/13 17:14 |
S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー
先月末ザ・スニーカーが通算100号を迎えたそうで、その記念でスニーカー文庫で活躍されている作家の作品で文庫未収録の短編を集めた「S BLUE」と「S RED」が出まして、ライトノベル読みとしては両方買って読むのが筋なんでしょうけど、読んでいるシリーズが比較的多めに入っている「S BLUE」だけ読みました。 収録されているのは6編ですが、私の好みの都合で一部しか紹介と感想を書いてません。こちらで書いてない作品の紹介も見たい方は申し訳ありませんが他の方のブログ等を探して下さい。 ...続きを見る |
2010/07/11 15:16 |
静川龍宗 うちのメイドは不定形
メイドさんが登場する作品はライトノベル、漫画を問わず多々ありまして、いわゆるご主人様とのファーストコンタクトは作品によって色々ですが、今回紹介する静川龍宗先生の小説「うちのメイドは不定形」に登場するメイドは、父親から宅配便で送られてきた『玉虫色の物体』をお湯につけて3分間待ったら登場するというのですから、最初から普通じゃありません。 この作品が出るスマッシュ文庫というレーベルはチェックしてませんでしたが、私が普段チェックしているライトノベル感想サイトやブログのあちこちで紹介されてました... ...続きを見る |
2010/06/27 23:42 |
寺田とものり 魔人譚偵 夜凪砂傷那
こちらのブログでも感想を書いている「超鋼女セーラ」の作者でお馴染み寺田とものり先生の新作「魔人譚偵 夜凪砂傷那」を結構前に読み終わっているのですが、色々あって紹介、感想を書くのが延び延びになっておりました。 ...続きを見る |
2010/06/21 23:36 |
美奈川護 ヴァンダル画廊街の奇跡2
これは新人賞受賞作から続くシリーズ物全てに言えることですが、受賞作は多少続く予感を残しつつ物語をまとめなくてはならない事情から、2巻以降に続く場合は2巻目でシリーズとしての世界観をどう広げていくかに作者の技量が問われます。 ...続きを見る |
2010/05/30 22:35 |
寺田とものり 超鋼女セーラ 白の楽章・恋するオトメの帰る場所
今回紹介する小説は寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「超鋼女セーラ 白の楽章・恋するオトメの帰る場所」ですが、その表紙を飾るのは聖葬騎士団のトップ、8人の聖葬卿の1人、くんくんこと竜葬卿、薫竜=EX.Q=リンドヴルームです。皆さんも親しみを込めて「くんくん」と呼んであげましょう(笑)── ...続きを見る |
2010/05/25 22:45 |
星の剣舞姫 第2話完結しました
前回の更新から2ヶ月以上空いてしまいましたが、星の剣舞姫」第2話を最後までアップしました。 前回のラストで予想が付いていた人もいると思いますが、今回はアニェスが更に輪を掛けてやりたい放題やってます。 とは言えローランの修行も一応目的の一つに入っている以上、その辺の描写もちゃんと入ってますからご安心下さい。 こうして断り書きを入れておかなくてはならないのが私の未熟さゆえですね、本当。 でももっと影が薄いのはロベールですよね。次の話では彼をもっと登場させたい所ですが、また縁の下の力... ...続きを見る |
2010/05/13 23:15 |
星の剣舞姫 第2話「レッスンは命懸けで」4
その後は、ロベールと二人でこの屋敷に来た目的である最高品質の石炭を探してトラックに運び込み、その間アニェスは「やることがあるから」と私達とは別に動いていたが、私達が作業を終えてトラックを停めてある裏口に合流する時、彼女の服のポケットが前よりも膨らんでいた。当然何を入れているのか尋ねると、アニェスはポケットから赤や緑、その他色とりどりに輝く石を出して見せてきた。もちろんこんな屋敷にあるということは、ガラスや玩具の類であるはずがないことは容易に想像できた。 「大丈夫よ。上等なのをいくつか貰って来... ...続きを見る |
2010/05/13 23:07 |
星の剣舞姫 第2話「レッスンは命懸けで」3
「ローラン、一本頂戴」 「は?」 左手を伸ばしてアニェスは言うが、私は困惑とパニックで気の抜けた声を出す。 「その抱えているうちの一本を寄越しなさいって言ってるのよ!」 苛立ちの混ざった声でアニェスが言い直すと、 「は、はいっ!」 反射的に叫び、私は剣の束から一本、アニェスに手渡す。 「ひでぇ──門がメチャクチャだ」 「たった二人だと?」 「しかも片方はガキだぞ!」 「神父の格好してるのもいやがるし、ふざけてるのか!?」 そうしている間に、黒服達も集まって来て、私達... ...続きを見る |
2010/05/13 23:05 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架5
さて、本日2冊目に紹介する本は、三雲岳斗先生の小説「ダンタリアンの書架」の第5巻です。 ...続きを見る |
2010/05/09 16:41 |
日日日 ささみさん@がんばらない2
ゴールデンウィーク中はいつもと変わらないだろうと言われたら身も蓋もありませんが何冊か本を読みまして、色々あって紹介と感想を書けずにいましたが今日は1冊か2冊ほど記事に書こうと思ってます。 で、最初に紹介するのは日日日先生の小説「ささみさん@がんばらない」の第2巻です。 ...続きを見る |
2010/05/09 15:07 |
角川スニーカー文庫 特別小冊子
以前十文字青先生の小説「薔薇のマリア」と「ばけてろ」の文庫本を両方買って応募すると特別小冊子が貰えるというキャンペーンがありまして、先週ようやく届きました。 ...続きを見る |
2010/04/25 22:56 |
日日日 狂乱家族日記 拾参さつめ
昨日に続いて今日も読んだ小説の紹介と感想を書こうと思います。 今回紹介するのは日日日先生の小説「狂乱家族日記」の最新巻「狂乱家族日記 拾参さつめ」です。 ...続きを見る |
2010/04/18 18:50 |
十文字青 薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め
十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め」が出版されて、私も少し前に読み終えているのですが、紹介と感想を書くのが今日までずれ込んだのは例によって諸事情ありまして。まあその辺は読んでもつまらないでしょうから省略して、さっさと本筋に入りましょう。 ...続きを見る |
2010/04/17 23:23 |
仁木英之 僕僕先生
唐の時代の中国を舞台にニート青年と美少女仙人の旅を描いた仁木英之の小説「僕僕先生」は、新潮社から出ていながらライトノベルファンの間で好評ですが、その文庫版が出版されていると先日知りまして、読んでみた次第です。 ...続きを見る |
2010/03/21 17:19 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのろく
日日日先生の小説「狂乱家族日記」の番外も、もう6冊目なんですね。 今回は乱崎家の長女千花が通う五重必殺学園の仲間達を中心に書かれてますが、千花の仲間と来たら、実の弟を結婚したいくらい溺愛しているひーちゃんこと山口聖、いささか行きすぎた動物好きのしずちゃんこと罪木静、極道の一人娘で何かに付けては釘バットを振り回すくせに実は男性恐怖症で恥ずかしがりな桃さんこと桃草愛智、普段無愛想なのに聖には異常に過保護な毬原万里、千花に対して日頃から常軌を逸したアプローチを仕掛ける上に常識外れの破壊力を持... ...続きを見る |
2010/03/13 23:07 |
星の剣舞姫 続きをアップしました
前回の更新から約1ヶ月、星の剣舞姫第2話「レッスンは命懸けで」の続きをアップしました。 第2話を書くに当たりまして、もちろんプロットは作ってあったのですが、前回の更新の後で「この展開はこうした方が面白いんじゃないかな?」と思いまして、大幅に修正、と言うより前回アップした場面から先をすっかり作り直しました。それを考えると、と言うより私の筆の速さからすれば今回は早く上がった方じゃないでしょうか。まあ文章書きとしてもっと早く書けるようになりたいとは思ってますけど。 ...続きを見る |
2010/03/06 15:27 |
星の剣舞姫 第2話「レッスンは命懸けで」2
「それでは私は車を回して来ますので」 玄関を出ると、ロベールは部屋から持ってきた剣の束を抱えて先に門を出て行く。 「車で行くのか? 明日の朝もミサがあるし、あまり遠くへ行くのはまずいんだが……」 そう不安を口にする私に、 「大丈夫よ、日が暮れるまでには帰ってこれるから。生きてればだけど」 さらりとアニェスが最後に付け足した部分に、私が覚えた不安を流石に感じ取ったようで、 「何不安がってるのよ?」 アニェスはやれやれと言う風に溜め息を吐く。 「君が不安を煽り立てるからだろう... ...続きを見る |
2010/03/06 15:00 |
美奈川護 ヴァンダル画廊街の奇跡
今月発売の電撃文庫は第16回電撃小説大賞の受賞作が出ていますが、中でも金賞受賞作の美奈川護作「ヴァンダル画廊街の奇跡」が、「ギャラリーフェイク」などでアートに多少の興味と知識があり、私自身も創作をすることから興味を引きましたので読んでみました。 ...続きを見る |
2010/02/14 15:47 |
星の剣舞姫 第2話開始しました
昨年7月末に第1話を完結させてからおよそ半年、「星の剣舞姫」第2話をようやくアップすることが出来ました。 と言いましても最初の方だけですが、続きも時間を見つけながら少しずつでも書いていこうと思ってます。 ...続きを見る |
2010/02/06 14:54 |
星の剣舞姫 第2話「レッスンは命懸けで」1
アニェスが住居とした家は、町外れに建つ漆喰壁の二階家で、ちょっとした屋敷と言っても良いほど上品な造りをしていた。元はパリで貿易商を営んでいた老夫婦が引退後の住まいとして建てたらしいが、老夫婦の死後何人かの手を渡り、空き家になっていたのをアニェスが借りて引っ越してきたようだった。 ...続きを見る |
2010/02/06 14:41 |
星の剣舞姫 第2話「レッスンは命懸けで」0
アニェス・紅が町に居を構えてから、私の修行は始まったが、正直な話アニェスが直接教えてくれたことは極めて少なく、修行らしいことをした日数も短かった。 普通修行と聞けば、師から心構えなどを延々説明されたり、地味で単調な訓練を長い年月繰り返すのを想像するだろうが、当初の私の予想に反してアニェスはそういったことを話しもしなければ指示もしなかった。 良く武術などの修行は山登りに例えられるが、大抵の人が想像する修行は事前に心構えなどを教えられ、体力を養い、十分な装備を調えてから時間を掛けて登るのに... ...続きを見る |
2010/02/06 14:39 |
十文字青 ばけてろ 影の大統領はとてつもなく偉いのだ!
本の紹介の前振りに出すつもりで朝青龍引退について書いたらつい力が入って長くなってしまい、結局それで1つの記事にしてしまいましたが、今度こそ本の紹介をします。 と言うわけで今回紹介するのは十文字青先生の小説「ばけてろ」の最新巻「ばけてろ 影の大統領はとてつもなく偉いのだ!」です。 ...続きを見る |
2010/02/04 23:51 |
富永浩史 小説 馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦
こちらの日記で以前「速水螺旋人の馬車馬大作戦」という本を紹介しましたが、その中に掲載された作品の1つ「パルスジェットのフラミンゴ」の続編が小説で出まして、私も読んでみました。と言うわけで、今回はその「小説 馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦」の紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2010/01/18 00:02 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架4
昨日と今日で本の紹介と感想をまとめて書いてますが、とりあえずこれで一段落しようと思います。 と言うわけで本日最後に紹介するのは三雲岳斗先生の小説「ダンタリアンの書架」の第4巻です。 ...続きを見る |
2010/01/03 22:46 |
寺田とものり 超鋼女セーラ ユメミル絡操り、恋するタタカイ
さて、本の紹介と感想、本日の目標はあと2冊です。 次は寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「超鋼女セーラ ユメミル絡操り、恋するタタカイ」です。 ...続きを見る |
2010/01/03 18:58 |
日日日 ささみさん@がんばらない
さて、私の正月休みは今日までですが、昨日の記事でも書いた通りのうちになるべく多く本の紹介と感想を書こうと思ってます。 本日最初にしょうかいするのはこちらではすっかりお馴染み日日日先生の最新作「ささみさん@がんばらない」です。 ...続きを見る |
2010/01/03 17:00 |
冲方丁 テスタメントシュピーゲル1
今夜はもう1冊、本の紹介をいたします。次は冲方丁先生の小説「テスタメントシュピーゲル」です。 ...続きを見る |
2010/01/03 00:15 |
日日日 狂乱家族日記 拾弐さつめ
また前回の小説の感想から1ヶ月くらい開いてしまいましたが、その間に小説は読んでいるし感想を書く気もあるんですよ。ただ最近忙しくて時間がないだけで。師走って言うくらいだし。 と言うわけで今回紹介するのは日日日先生の小説「狂乱家族日記」の最新巻「狂乱家族日記 拾弐さつめ」です。 ...続きを見る |
2009/12/09 00:20 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る8 Nowhere Here
浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の新装版8巻にして、スニーカー文庫版でも屈指の悲劇だったストーリーの完結編が先月出まして、月が替わる前に読み終わってましたが、色々な理由で今日まで感想を書かないでいました。 ...続きを見る |
2009/11/03 22:59 |
十文字青 ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?
前の土日はデジタル一眼レフ絡みの記事ばかりでしたから、今回はその間に溜まっている本の紹介に当てたいと思ってます。 昨日は手始めに漫画本を1冊紹介しましたが、今日は十文字青先生の新作小説「ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?」の紹介と感想を書きたいと思います。 ...続きを見る |
2009/10/10 12:33 |
十文字青 薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ
昼間「超鋼女セーラ」最新巻の感想を書きましたが、本日はもう1冊、十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ」の紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/09/12 22:28 |
寺田とものり 超鋼女セーラ ハジマリの戦嬢、若草のセンジョウ
今年も東京ゲームショウが今月26、27日にありまして、今年は行くか行くまいか迷っている今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 今日、寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「ハジマリの戦嬢、若草のセンジョウ」を、発売から少し日が空いてしまいましたが読み終えましたので、早速紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/09/12 15:19 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る7 Go to Kill the Love Story
浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の新装版も7巻に入りまして、今回はスニーカー文庫でも出た長編の加筆修正版になります。 ...続きを見る |
2009/09/05 22:27 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」5
前回の更新から半年以上空いてしまいましたが、「新宿仮面舞踏会」を更新いたしました。 前回予告した通り、今回で菅野の話はひと区切り尽きますが、内容はこれまでになく鬱でダークな展開になってますので、読む際には十分覚悟しておいてください。その位菅野がイッちゃった行動を見せてくれますから。 それでは例によって行き方を知らない方、忘れた方のために、この下にリンクを貼っておきますので。 ...続きを見る |
2009/08/12 00:59 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのご
相変わらず私の所では晴れなんだか曇りなんだかはっきりしない微妙な天気が続いてますが、それでも日々創作したり本を読んだりしてます。 と言うわけで、今回紹介するのは日日日先生の小説「狂乱家族日記」の最新巻(番外ですけど)「狂乱家族日記 番外そのご」です。 ...続きを見る |
2009/08/06 15:02 |
尼野ゆたか かしこみっ!1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!?
ここしばらくは音楽やゲーム、自作小説の記事ばかりですが、ちゃんと小説も読んでますよ。と言うわけで、今回紹介するのは尼野ゆたか先生の小説「かしこみっ!1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!?」です。 ...続きを見る |
2009/07/31 22:30 |
星の剣舞姫 HPにアップしました
先日第1話を完結した私の小説「星の剣舞姫」ですが、本日、想像者の書庫HPにもアップしました。 今後も追加分が書き上がる都度、まずはブログに上げますが、バックナンバーを見たい時や初めて見る方は、ブログの左側やこちらのように小説の更新記事下部に貼ってあるバナーをクリックしていただければ小説のページに行けるようになりますので。 それでは今後とも私の作品を、よろしくお願いいたします。 ...続きを見る |
2009/07/31 17:05 |
星の剣舞姫 第1話完結しました
前回の更新から2ヶ月以上、プロローグを先行公開してから1年以上経ってしまいましたが、「星の剣舞姫」第1話を最後までアップしました。 まあ例によって文章表現とかで悩んだりしたせいでここまで長引いてしまいましたが、クライマックスから最後までにかけてはいつになく筆が進み、この土日で一気に書き上げることができました。続きを楽しみにして下さった皆さんには大変お待たせしてしまいましたが、楽しんでいただければ幸いです。あと諸般の事情でサブタイトルが変わってますが、その理由は本文を見て想像して下さい(笑)... ...続きを見る |
2009/07/26 16:04 |
星の剣舞姫 第1話「ファーストダンスは聖堂で」4
私が霊達のために祈っている頃、アニェスは撃たれたロベールの治療に掛かっていた。 治療と言っても、両足に食い込んだ弾丸を短剣でえぐり出すという乱暴なやり方で、ロベールも悲鳴を上げるが、アニェスは「騒ぐんじゃないわよ!」と強引に黙らせる。 「全く、あなたは馬鹿力と頑丈さが取り柄なんだから、あの女が拳銃を出してくると分かったらすぐ、体を張って私を守りなさいよ。なのにボーッと突っ立ってるから、七星剣は折られるし、こうして無駄な手間まで掛けさせるし……」 ひとしきり愚痴るアニェスだが、弾丸を取... ...続きを見る |
2009/07/26 15:56 |
星の剣舞姫 第1話「ファーストダンスは聖堂で」3
「良いかね、まず最初に言っておく。昔から──それこそこの世に人類が現れた頃から、多くの人々によって数限りなく、存在するかしないかについて議論が為されてきたが、悪魔は間違いなく存在する。それは聖書に悪魔が出てくるからという教条的な理由ではなく、私自身の経験で、悪魔の存在を確認したからに他ならない」 顔や手に深く刻まれた皺のせいで実年齢以上に老けて見える初老の神父は、まず最初にそう言ってきた。 ローマでの留学中、私は過去に悪魔祓い(エクソシズム)を幾度も経験したというその神父と面会する機会に... ...続きを見る |
2009/07/26 15:54 |
時雨沢恵一 学園キノ3
時雨沢恵一先生の小説「キノの旅」のパロディ版「学園キノ」もシャレの分かる人たちの期待に応えてか3巻目が出ました。 オビでも「キノの旅」と一緒だと考えて読むと危険だと思い切り警告してますけど、流石に3巻目ともなればどういうノリの作品か大体分かってるでしょうけど、今回も前2巻のノリでズンズン進みます。ええ、相変わらずはっちゃけまくってますよ。 ...続きを見る |
2009/06/16 15:09 |
寺田とものり 超鋼女セーラ サイカイの湖、淑女のヒメゴト
え〜、金曜日にネットで注文した本(ドラゴンマガジンの最新号を含む)が明日辺り届くんじゃないかと目星を付けて、寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「サイカイの湖、淑女のヒメゴト」を本日読み終えましたので、毎度のように紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/05/23 22:08 |
十文字青 薔薇のマリア 11.灰被りのルーシー
十文字青先生の小説「薔薇のマリア」も本編がついに11冊目を数え、巻数の表記もローマ数字からアラビア数字に変わり、ストーリーも新章に入ります。 と言うわけで、今回紹介するのは「薔薇のマリア 11.灰被りのルーシー」です。 ...続きを見る |
2009/05/12 23:14 |
星の剣舞姫 ようやく続きです
前回の更新から2ヶ月以上間が開いてしまいましたが、「星の剣舞姫」第1話の2を追加いたしました。 こちらの他にも色々手を出しているせいでなかなか執筆時間が取れず、続きを楽しみにしていた皆さんにはすっかりお待たせすることになってしまいました。 内容については実際に読んでいただくとしまして、ここから先は一気にクライマックス、ラストと書き進んでいきたいのですが……まあ気長に待ってて下さい。なるべく早く上げられるように努力しますけど(汗)。 ...続きを見る |
2009/05/10 23:55 |
星の剣舞姫 第1話「ファーストダンスは聖堂で」2
次の日から、ベレッタが教会へ通ってくる毎日が始まった。 平日は朝早く、泊まっている宿屋から教会へやって来ると朝のミサに参列。ミサが終わると朝から開いている近くの食堂で朝食を済ませ、それから司祭館の書庫で歴代司祭の日誌と格闘。昼食を挟んで調べ物を続け、日が暮れると宿屋に帰る繰り返しの毎日。あまりに古い日誌だとフランス語でなくラテン語で書かれていたりするので読めないのではないかと心配だったが、初日手が空いた時に書庫へ様子を見に行ったら、彼女は何の苦もなくそうした古い記録を読みこなしていた。 ... ...続きを見る |
2009/05/10 23:52 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架3
先月末に発売したザ・スニーカーの最新号で三雲岳斗の小説「ダンタリアンの書架」の連載が再開したのはライトノベルファンにとって記憶に新しいですが、ほぼ時を同じくして単行本の第3巻も発売されまして、先日読み終えましたので紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/05/10 22:13 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る6 As Long As I Fall
浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」は早くも6巻が出ました。 とても速い刊行ペースですけど、角川書店で刊行していた頃の作品も出しているからペースも速いわけで。 ...続きを見る |
2009/05/04 22:38 |
ケン・フォレット 大聖堂─果てしなき世界(下)
いよいよ明日から本格的にゴールデンウィークが始まりますね。私も今週末からいくつか予定がありますから、そのためにもしっかり健康と体力を保っておきたいと思ってます。 で、とりあえずはその前に「大聖堂ー果てしなき世界」の残った下巻の紹介と感想を書いてしまおうと思います。 ...続きを見る |
2009/04/28 23:42 |
ケン・フォレット 大聖堂─果てしなき世界(中)
先日「大聖堂ー果てしなき世界」上巻の紹介、感想を書きましたが、続く中、下巻は思いの外早く読み終えることができました。アニメロサマーライブ2008のDVDを見終わって、家で読み進めるまとまった時間が取れるようになったのが大きいですね。というわけで、ここでは中巻の紹介と感想を書きます。 ...続きを見る |
2009/04/21 16:48 |
ケン・フォレット 大聖堂─果てしなき世界(上)
全世界でベストセラーになり、こちらのブログでも感想を書いたケン・フォレットの小説「大聖堂」の続編「大聖堂ー果てしなき世界」が先月出版されまして、こちらのブログのアクセス解析をチェックすると、「ケン・フォレット」「大聖堂」といった検索ワードで来ている方が毎日何人もおられます。 私も上・中・下巻全て買いましたが、何せ1冊が分厚いもので、空き時間を見つけては少しずつ読み進め、ようやく上巻を読み終えましたので紹介と感想を書くことにします。 ...続きを見る |
2009/04/14 23:13 |
日日日 魔女の生徒会長X ママはあなたが嫌いみたい
第1巻からこちらで紹介してきた日日日先生の小説「魔女の生徒会長」ですが、先日出た「魔女の生徒会長X ママはあなたが嫌いみたい」で最終巻となります。というわけで、最後もしっかり紹介と感想を書くとしましょう。 ...続きを見る |
2009/04/05 00:41 |
されど罪人は竜と踊る 図書カード当たりました!
以前こちらで紹介した浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」で本を買った人向けに懸賞がありまして、私も応募したのですが、先日当選したという手紙と一緒に「超短編され竜図書カード」が送られてきました。 いつもならデジカメで撮影するのですが、今回届いた図書カードは名前通りとても短い短編が書かれてますから、スキャナで画像を取り込みました。 それでもこちらで表示されている大きさでは読めないでしょうから、画像をクリックして元の大きさで表示させてからご覧になってください。 ...続きを見る |
2009/04/02 16:55 |
榊一郎 フェイク・フェイク エイリアン・ネイション
ここしばらく、旅行やら何やらと慌ただしい日々が続いてましたけど、その間にも本はちゃんと読んでまして、今はネットで注文した本が届くまでの小休止状態です。というわけで、今のうちに最近読んだ本の紹介をしようと思います。 今回紹介するのは榊一郎先生の小説「フェイク・フェイク」の最新巻にして最終巻「フェイク・フェイク エイリアン・ネイション」です。 ...続きを見る |
2009/03/22 22:47 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのよん
ここしばらく音楽やお菓子、果ては誕生日の記事が続きましたが、ちゃんと本も読んでるんですよ。 と言うわけで、本日読み終わった日日日先生の小説「狂乱家族日記 番外そのよん」の紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/03/08 23:24 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る5 Hard Days & Nights
今日は夕方に本の紹介をしましたが、明日から週末にかけてまた忙しくなりそうなので、もう1冊紹介します。 2冊目は浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の最新巻「されど罪人は竜と踊る5 Hard Days & Nights」です。 ...続きを見る |
2009/02/24 22:30 |
真藤順丈 東京ヴァンパイア・ファイナンス
ここしばらく小説の紹介は以前からのシリーズ物か、既に知っている作家の新作ばかりですけど、久しぶりに未開拓の作家の作品で気に入ったのがありましたので紹介します。 と申しましても全くの新人ではなく、既に「地図男」「庵堂三兄弟の聖職」など知る人ぞ知る話題作で幾つも賞に輝いている真藤順丈という方でして、その先生の4冠目となる第15回電撃文庫小説大賞・銀賞受賞作の「東京ヴァンパイア・ファイナンス」です。 ...続きを見る |
2009/02/17 23:02 |
星の剣舞姫 第1話始めました
もう2月も半ばに入ってますが、今年最初のオリジナル小説の更新は例の新シリーズ「星の剣舞姫」です。 日記やレポート、本の紹介とかはしょっちゅう書いてるのに、何で小説はこんなにスローペースなのかと思う方もいると思います。でも日記とかは題材となる出来事や物がありますけど、小説はモチーフとなる物語とかがあっても結局は自分で物語の骨組みを考え肉付けをして、文章に起こさないといけませんから時間が掛かるんです。 まあ私自身、技術とかセンスなどの面で色々と至らない所があるのは事実ですし、もう少し身を入... ...続きを見る |
2009/02/16 00:42 |
星の剣舞姫 第1話「ファーストダンスは聖堂で」1
「主イエスは渡される夜、パンを取り、あなたに感謝を捧げて祝福し、割って、弟子に与えて仰せになりました。 『皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される私の体である』」 私は祭壇上の皿から取ったパンを掲げ、会衆に見せる。 それからパンを皿に戻し、次いで祭壇から杯を取ると、同じように掲げて見せる。 「食事の終わりに同じように杯を取り、あなたに感謝を捧げて祝福し、弟子に与えて仰せになりました。 『皆、これを受けて飲みなさい。これは私の血の杯、あなた方と多くの人のために流さ... ...続きを見る |
2009/02/15 23:54 |
田口仙年堂 ガーゴイルおるたなてぃぶZERO
田口仙年堂先生の「吉永さん家のガーゴイル」と「ガーゴイルおるたなてぃぶ」、それぞれの本編が終わってだいぶ経ちますが、FBSPに掲載された「ガーゴイルおるたなてぃぶ」の短編の他に書き下ろしを加えた短編集「ガーゴイルおるたなてぃぶZERO」が先日出まして、既に読み終えてますので紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/02/07 22:46 |
寺田とものり 超鋼女セーラ フタリの青春、お嬢のユウウツ
まあ例によって諸般の事情で発売から結構日が空いてますが、寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「超鋼女セーラ フタリの青春、お嬢のユウウツ」の紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2009/01/18 14:35 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架2
11月にこちらで紹介した三雲岳斗先生の小説「ダンタリアンの書架」ですが、早くも第2巻が登場したので紹介いたします。 ...続きを見る |
2009/01/13 18:48 |
日日日 魔女の生徒会長W 絶叫メリーゴーランド
昨年末の冬コミ、大晦日から正月にかけての風邪、そして7日から昨日までのサンホラのコンサートと、昨年末からバタバタ、バタンキュー、そしてまたバタバタと日々を過ごしているうちに本の紹介がすっかりご無沙汰になってしまいましたが、その間にも本は読んでたんですよ。特に冬コミの開場前の待ち時間は、本を読むにはうってつけの時間でした。 というわけで、今年最初の本の紹介は日日日先生の小説「魔女の生徒会長」の最新巻「魔女の生徒会長W 絶叫メリーゴーランド」です。 ...続きを見る |
2009/01/10 18:46 |
日日日 狂乱家族日記 拾壱さつめ
またしばらく本の紹介がご無沙汰でしたけど、毎度毎度書いてますがちゃんと本は読んでるんですよ。ただ、ここで紹介しようと思った本がないだけで。 というわけで、今回紹介するのは日日日先生の小説「狂乱家族日記」の最新巻「狂乱家族日記 拾壱さつめ」です。 ...続きを見る |
2008/12/06 19:01 |
三雲岳斗 ダンタリアンの書架1
前回の本の紹介が漫画でしたから、次は小説の紹介をします。 紹介するのは三雲岳斗先生の新作「ダンタリアンの書架」です。 ...続きを見る |
2008/11/22 17:08 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」4
前回からおよそ半年ぶりの、「新宿仮面舞踏会」の更新になります。 ブログにイベントのレポート等を書くのは以前からしてましたが、ここ半年ほどの間で、他の方のホームページに作品を投稿したり、その他色々な方面に私の文筆活動の幅が広がるようになりました。詳しいことはこちらでは書きませんが、分かる人には分かるということで。 ...続きを見る |
2008/11/18 23:44 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る4 Soul Bet's Gamblers
浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」で、前巻から続いた指輪を巡る戦いは、この巻で完結となります。 前巻も分厚かったですが、この巻も負けずに分厚いこと。おかげでかなり急いで読んだつもりですが、昨日ようやく読み終わりました。 ...続きを見る |
2008/10/25 22:36 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る3 Silverdawn Goldendusk
ガガガ文庫への移籍で話題になった浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」ですが、移籍して初めての書き下ろし作品となる「されど罪人は竜と踊る3 Silverdawn Goldendusk」が発売されまして、これがまた今までにない分厚さで、本日ようやく読み終わりましたので紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2008/10/05 23:09 |
他サイトに私の小説を掲載させて貰ってます
裸言-LAGON-という、ライターさんが集まって文章作品を掲載するサイトがあるんですけど、そこで10月のゲストパーソナリティーとして、私の小説を掲載させて貰うことになりました。 ...続きを見る |
2008/10/01 00:24 |
コラボアンソロジー1 狂乱家族日記
実はかなり前に読み終わってたんですけど、色々あって紹介する機会を失ってました。 けど、「狂乱家族日記」本編の紹介はしているのにこちらの紹介をしないのも何ですし、ちょっと遅いですが紹介しようと思います。 本当は昨日のうちにアップする予定だったんですけど、ブログがメンテナンス中とかでアップできなかったものですから。 ...続きを見る |
2008/09/24 22:31 |
寺田とものり 超鋼女セーラ ソラの恋人、あの娘のトクベツ
さて、しばらくぶりの本の感想は、寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻、「超鋼女セーラ ソラの恋人、あの娘のトクベツ」です。 ...続きを見る |
2008/09/21 00:00 |
上遠野浩平 ヴァルプルギスの後悔File1.
上遠野浩平先生と言えばまず思い浮かぶ作品が、デビュー作でもあるブギーポップシリーズですが、その中でブギープップそのものに負けない人気を誇るキャラクターと言えば、“炎の魔女”こと霧間凪です。 そんな彼女を主人公として繰り広げられるブギープップのスピンオフストーリーが、今回紹介する「ヴァルプルギスの後悔」です。 ...続きを見る |
2008/09/04 23:07 |
十文字青 薔薇のマリア ].黒と白の果て
最近はコミケとかミニノートパソコンとかコンポとかの記事ばかり書いてますけど、本もちゃんと読んでます。例によってまた本が積み重なってますけど、今週はアニメロサマーライブがあるから行き帰りに結構読み進めるかなと思いますが、今回はミニノートパソコンでレポートを書くからそんなに読まないかな? ……なんて相変わらずグダグダな近況報告になってしまいましたが、とりあえず久しぶりに本の紹介をしようと思います。今回は十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア ].黒と白の果て」です。 ... ...続きを見る |
2008/08/26 17:11 |
日日日 狂乱家族日記 拾さつめ
夏風邪やミニノートパソコンの購入などで本の紹介をするペースがいつもより遅くなってるかなと思う今日この頃ですが(あくまで私の主観ですけど)、一応本は読んでるんです。今回紹介する日日日先生の小説「狂乱家族日記 拾さつめ」も、そんな本の1冊です。 ...続きを見る |
2008/08/13 15:16 |
田口仙年堂 吉永さん家のガーゴイル15
さて、前巻でガーゴイルが破壊され、御色町破壊犯の汚名まで着せられて終わった田口仙年堂先生の小説「吉永さん家のガーゴイル」ですが、待ちに待った続きにしてシリーズ最終巻の15巻が出ました。最初に開いた時には全部読むのに2、3日くらいかかるかなと思いましたけど、ついつい先が気になって読み進めていったら、一気に読んでしまいましたよ。 ...続きを見る |
2008/08/11 16:41 |
日日日 魔女の生徒会長V 案山子たちのグランギニョル
また例によって月末月初で本が何冊も積み重なってますが、もう少しすればお盆で雑誌が休みだし、夏コミの待ち時間で何冊も消化することになるでしょうから、まあいつもの通りマイペースに読んでいけばいいやと気楽に構えてます。 でもマイペースとは言え、ちゃんと読み進めてますし、今日もそのうちの1冊、日日日先生の小説「魔女の生徒会長V 案山子たちのグランギニョル」を読み終わりましたので紹介と感想を書きます。 ...続きを見る |
2008/08/05 23:04 |
新シリーズ 星の剣舞姫 プロローグ先行公開しました
以前から執筆中とか難航してますとかこちらで書いてきた小説の新シリーズですが、やっぱり執筆中で難航してます。 本当は最初の1話を書き上げてから公開しようと思ってましたが、あまりお待たせするのも何ですし、ちゃんと書いている証拠を見せるため、現在書き上がっているプロローグを正式公開に先んじてアップすることにしました。 「新宿仮面舞踏会」では創造者の書庫HPにだけ本文を掲載してましたが、今回プロローグをお見せする「星の剣舞姫」ではブログやmixiにまず文章を公開して、創造者の書庫HPにはバック... ...続きを見る |
2008/07/06 00:06 |
星の剣舞姫 プロローグ
世の多くの人々は私、ローラン・ボードワンを、いかなる逆境に於いても決して揺るがない神への信仰心と、人類の救いを真剣に願う慈愛、そのために行動し継続する行動力と意志を併せ持つ高徳の聖職者と讃える。しかし私が自分をそのように思ったことはただの一度もない。 私は高貴な家の生まれでもなければ、イエス・キリストのような神秘的な伝説を持って生まれてきたわけでもなく(他に表現が思いつかなかったから仕方ないが、キリストと私自身を比較することさえ傲慢ではあるまいか)、賞賛を浴びるに値する天賦の才を備えている... ...続きを見る |
2008/07/05 23:47 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る2 Ash to Wish
先日の記事でリニューアル第1巻を紹介した浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」ですが、先日出版された「されど罪人は竜と踊る2 Ash to Wish」は更にシビアな展開を見せてくれます。 この巻でガユスとギギナは、警察から依頼された邪悪な禍つ式による連続殺人事件と、巨大企業から依頼された反政府組織の人質にされた天才咒式博士と巨額の身代金の交換立ち会いに始まる一連の事件に関わることになります。一見無関係なはずの2つの事件がどう結び付いていくかは実際に本を読んでいただくとしまして、この... ...続きを見る |
2008/06/29 12:19 |
寺田とものり 超鋼女セーラ 彼女と僕と五つの約束
ジョオさんはね 浄水(きよみ)っていうんだほんとはね だけどボクっ子だからジョオさんってよぶんだよ ...続きを見る |
2008/06/19 17:05 |
田口仙年堂 吉永さん家のガーゴイル14
先月からの積み本は今月の初め頃にあらかた消化しまして、現在は文庫本が1、2冊読んではまた買ってというパターンで、ストレスにならない程度に未読の本が置いてあります。 そんな中で「吉永さん家のガーゴイル14」を先日読み終えているのですが、ネットの事情などで感想を書くのが今日までずれ込んでしまいました。 ...続きを見る |
2008/06/10 22:32 |
浅井ラボ されど罪人は竜と踊る1 Dances with the Dragons
ブログ導入以前に日記で紹介したことがありまして、ライトノベルとしてはあまりにシビアな展開で話題を呼んだ、浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」ですが、スニーカー文庫の新刊が長いこと出ないし、ザ・スニーカーの短編連載も載らなくなって久しいと思ってたら、ガガガ文庫でリニューアルされて出たというではありませんか。 角川から移るまでにどんな経緯があったか知りませんが、既に読んでストーリーの大筋は分かっているとは言え出たのなら読んでみようと思って買いました。 そうしたらまあ、リニューアル... ...続きを見る |
2008/06/08 17:22 |
冲方丁 オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog
先月末からの積み本との闘いは、ようやく残り読みかけ2冊までたどり着きました。でも既にドラゴンマガジンの最新号や文庫の新刊が出てるし、月末にはキャラの!の最新号とこれまた文庫の新刊で、積み本との闘いはまだまだ終わりそうにありません。とりあえず、金曜日にまたネットで注文して、週末のうちに残りを消化して、あと小説も書き進めていきたいです。 ...続きを見る |
2008/05/22 23:35 |
小説新シリーズ 執筆難航
今月初めに「新宿仮面舞踏会」を更新してから取りかかっている新シリーズの執筆ですが、予定通り遅々としてはかどりません(汗)。 現在物語の前振りの部分を書いているのですが、僅かな言い回しの違いが学問的な間違いに繋がるので、どうしても文章表現に慎重というか臆病になってしまい、ただでさえ遅筆気味なのが更に執筆スピードを落としています。 資料が不足がちなのもありまして、Amazonで高い評価を受けている本があるんですけど、値段が7千円を超えるからすぐには飛びつけず、近辺で一番大きい図書館でも見つ... ...続きを見る |
2008/05/17 22:43 |
本田透 イマジン秘蹟 3.WORLD’S END=SUPERNOVA
ゴールデンウィーク前に積み上がった本の山は何冊か消化出来たものの未だ健在で、月の後半から末にかけての新刊ラッシュに備えて早いところ片付けなくてはと思うものの、他にもやることが色々あってなかなかはかどりません。普段と同じようにアルバイトを入れてても、やっぱりゴールデンウィークはゴールデンウィークだったんだなと思ったり。 ともあれ着実に本を読んでいって、気に入った本はこちらで紹介、感想を書いていこうと思います。……って、まあいつも通りなんですけどね(笑)。 ...続きを見る |
2008/05/08 23:22 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのさん
アニメ放送も絶好調の「狂乱家族日記」ですが、原作の方も先月に続いて「狂乱家族日記 番外そのさん」が出ています。「狂乱家族日記すぺしゃる」やネット配信からの掲載も入ってますが、他のシリーズの作品も抱えながら2ヶ月連続刊行という芸当は、流石ライトノベル界屈指の速筆家、日日日先生ですね。 ...続きを見る |
2008/05/08 17:01 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」3
前回の更新から1ヶ月半弱、「新宿仮面舞踏会」を更新しました。今回スパンの割には文章量があります。 私もこの作品に限らず色々なキャラを書いてきましたが、今回登場する小九龍の住人、漫画家の菅野恵美は、今までの中で最も陰の方向にイッちゃってるキャラクターに書いたつもりです。読んだら人によっては鬱になるかも知れませんから覚悟しておいて下さいと前もって書いておきます。ですが、次回は更に鬱展開なストーリーになると、あらかじめ予告しておきますから今のうちに心の準備をしておいて下さい。 ...続きを見る |
2008/05/06 14:15 |
冲方丁 スプライトシュピーゲルIV テンペスト
世間ではいよいよゴールデンウィークに入ろうという今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 私は先程冲方丁先生の小説「スプライトシュピーゲル」の最新巻「スプライトシュピーゲルIV テンペスト」を読み終わりまして、早速こちらで紹介と感想を書きます。 ...続きを見る |
2008/04/27 17:11 |
浜崎達也 .hack//G.U. vol.4 8次元の想い
先日とうとう「.hack//G.U.」の小説版の最終巻が出ましたね。私の方でも読み終わりましたので感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2008/04/10 15:24 |
日日日 狂乱家族日記 九さつめ
アニメの新番組も続々開始しまして、日日日先生の小説「狂乱家族日記」のアニメも放映まであと少しまで迫ってますね。そんな時期にちょうど「狂乱家族日記 九さつめ」を読み終わりましたので、紹介と感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2008/04/06 22:06 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」2
前回の更新から3ヶ月余り、その間にバナーや宣伝用Flash画像を作ったりしましたが、ようやく本編の方も更新しました。 ここ数回は楓中心の話ばかりで英樹が吸血鬼であることを忘れている人もいるのではないかと不安なのですが、そちらの設定は全く捨ててないのが今回の更新でご理解いただけると思います。 文章の締め方が話の終わりっぽいですが、まだまだ話は続きまして、今回紹介した4人目の血契者・秋吉綺羅に続いてこれからも3人目、2人目、そして1人目と登場する予定です。初めに書いておきますが、いずれも普... ...続きを見る |
2008/03/22 16:44 |
寺田とものり 超鋼女セーラ外伝 超鋼聖女ベッキー 第1章 オデ娘による福音書
先月から溜まっている本もようやくあと2冊まで減りまして、うち1冊は他に読んでない本がない時にチョコチョコと読んでいる「ローマ人の物語」シリーズなので、現在残ったザ・スニーカーの最新号を読んでいるところです。あれって厚みがあるから読むのに日数がかかるんですよね。リニューアルしたドラゴンマガジンの次の号が出るまでに読み終わるかどうか微妙なところです。 ...続きを見る |
2008/03/15 22:22 |
日日日 魔女の生徒会長U 超悦者ジュリエット
積み上がってる本は、現在ドラゴンマガジンの最新号を読んでいるところです。それにしても今更って感じですけど、ドラゴンマガジンも隔月化するんですね。整理しますと、来月から奇数月の20日にドラゴンマガジン、30日にキャラの!(2月と12月を除く)、偶数月の30日にザ・スニーカー(2月と12月を除く)ということになります。適当に発売日がばらけているのは、読む分にはいいですけど、買う際には他の本の発売状況によってはネットで注文しづらくなるのが痛いです(ネットで本を注文すると、合計金額が一定以上でないと送... ...続きを見る |
2008/03/08 23:02 |
FBSP Vol.3 狂乱家族日記すぺしゃる
先月末から積み上がってる本は、土日のレイヤーズパラダイスの移動中などに読み進めたりして、順調に消化しております。で、今日は「FBSP Vol.3 狂乱家族日記すぺしゃる」を読み終わりましたので紹介と感想をば。 ...続きを見る |
2008/03/06 23:31 |
伊藤イツキ 緋色のルシフェラーゼU
今月は富士見ファンタジア文庫が大当たりで、現在家の居間の片隅にそれらを含め文庫本が5冊も積み上がってまして、案の定親から自分の部屋に移せと文句を言われました。でも家にいる時はそこで読んでることが一番多いものでね(溜息)。これでネット注文して現在配達待ちの雑誌3冊も来たらまた何を言われることか…… ...続きを見る |
2008/02/29 16:54 |
伊藤イツキ 緋色のルシフェラーゼT
今月の富士見ファンタジア文庫の新刊はもう発売してますが、ネット注文なのでまだ届いてなく、今は「ローマ人の物語」をちょこちょこと読み進めているところです。 まあそんな状況なので、前から書こうと思っていたし、今月の新刊で第2巻が出る伊藤イツキ先生の小説「緋色のルシフェラーゼ」の感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2008/02/21 22:41 |
十文字青 薔薇のマリア \.さよならの行き着く場所
今月の富士見ファンタジア文庫の新刊は、全10冊中5冊を買うことになっていて、と言うかもうネットで注文してまして、更には今月末から来月にかけて雑誌や他のレーベルの新刊が目白押しですから、手持ちの本を早く読んで積み上げ標高を低くするようにしておかないと、親の目がちょっとね…… ...続きを見る |
2008/02/19 15:26 |
本田透 イマジン秘蹟 2.人でなしの恋
最近の記事はFlashやPBMの話題ばかりでしたけど、ちゃんと本も読んでるんですよ。て言うか、一年のうち本を読んでない日は圧倒的少数派なんですよ、私。まあここによく来ている方なら多分ご存じのことと思いますが。まあたかが1週間本の感想が開いたくらいで書くことではないと思いますが、そこは枕ということで。 というわけで、今回の感想は本田透先生の小説「イマジン秘蹟」の最新巻「イマジン秘蹟 2.人でなしの恋」です。 ...続きを見る |
2008/02/16 22:30 |
田口仙年堂 ガーゴイルおるたなてぃぶ4
前回の「雅先生の地球侵略日誌」に続いて、今月のファミ通文庫の新刊で一緒に買った「ガーゴイルおるたなてぃぶ4」を読み終わりましたので、こちらも感想を書きますね。 ...続きを見る |
2008/02/09 19:15 |
直月秋政 雅先生の地球侵略日誌
今月のファミ通文庫の新刊は第8回えんため大賞各賞受賞作のうち4作が発売されまして、そのうち直月秋政先生の「雅先生の地球侵略日誌」を読みましたので感想を書きます。 ...続きを見る |
2008/02/08 00:53 |
番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」あとがき
先程の記事で完結のお知らせを書いた番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」ですが、こちらではあとがきを書こうと思います。 思えばこの作品を書き始めたのは「番長学園!!大吟醸」が発売される前、ホビージャパンから出版された「番長学園!!RPG」ルールブックが使われていた頃で、それが発売されたのは1997年ですから、およそ10年くらいかかったことになりますか。うわっ長っ!! とは言うものの、システムをサポートしていたRPGマガジンの休刊などで最新情報が入らなくなり、私自身もPBMや別の作... ...続きを見る |
2008/01/27 15:18 |
番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」完結しました
例によって例の如くながら、前回の更新からおよそ3ヶ月、今回で番長学園!!RPGの小説「かくて刃は握られん」を完結させることができました。 今回は物語の緊張感を落とさないため、敢えてあらすじは書きません。 美少女軍師・諸葛宮瞑と暗殺者の危険なボーイ・ミーツ・ガール、その結末をどうぞご覧下さい。 ...続きを見る |
2008/01/27 14:17 |
薔薇のマリア Ver3 君在りし日の夢はつかの間に
先程十文字青先生の最新作「薔薇のマリア [.ただ祈り願え儚きさだめたちよ」の感想を書きましたが、これはアジアンとクラン“昼飯時”のメンバーがメインで登場するので「薔薇のマリア Ver3 君在りし日の夢はつかの間に」を先に読んでないと分かりづらいと思いますので、こちらの感想も書こうと思います。 ...続きを見る |
2008/01/13 15:19 |
十文字青 薔薇のマリア [.ただ祈り願え儚きさだめたちよ
1週間ほど前に今年初めての本の感想記事を書きましたが、今回は今年初めてのライトノベルの感想を書こうと思います。 で、第1作目に選んだのは十文字青先生の好評シリーズ「薔薇のマリア」の最新作「薔薇のマリア 8.ただ祈り願え儚きさだめたちよ」です。 ...続きを見る |
2008/01/13 14:30 |
藤木稟 バチカン奇跡調査官
昨年末からコミケのレポートや身の回りの出来事などの記事を書いてましたが、そろそろ本の感想も書こうと思います。 と言うわけで今年最初に紹介する本は、藤木稟先生の小説「バチカン奇跡調査官」です。 ...続きを見る |
2008/01/05 17:02 |
榊一郎 フェイク・フェイク ルナティック・シスター
今日冬コミのカタログを一通りチェックしまして、後はサークルを追加するにしても1つか2つくらいかなと思う今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 そんなどうでもいい書き出しですが、今回の記事は榊一郎先生の小説「フェイク・フェイク ルナティックシスター」です。 ...続きを見る |
2007/12/23 19:00 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのに
昨日想像者の書庫の書評コーナーに入れたばかりで、先日アニメ化が決定した「狂乱家族日記」ですが、今回はその最新巻「狂乱家族日記 番外そのに」を紹介します。 ...続きを見る |
2007/12/16 14:34 |
新宿仮面舞踏会 第9話「業女献血」0、1
前回は設定メモをアップしましたが、およそ10ヶ月ぶりに「新宿仮面舞踏会」本編の新作を出すことが出来ました。 このHPの常連の方ならご存じと思いますが、番長学園!!RPGの二次創作「かくて刃は握られん」の進みが遅く、おかげでスタートが遅くなった次第。こんなことじゃ前々から書く予定と言ってる新シリーズと両立できるか我ながら不安な今日この頃。さりとて大航海時代オンラインとかの楽しみは捨てきれないし……って、もちろんこれを書いている間のラスト数週間は大航海時代オンラインには手を出してないし、今月の... ...続きを見る |
2007/12/13 16:48 |
寺田とものり 超鋼女セーラ センパイと僕の黄金週間[後編]
明日発売されるキャラの!1月号で寺田とものり先生の「超鋼女セーラ」の巻頭特集があるそうですが、とりあえずは文庫最新作「超鋼女セーラ センパイと僕の黄金週間[後編]」を読み終わりましたので、毎度のように感想をば。 ...続きを見る |
2007/11/29 17:14 |
冲方丁 オイレンシュピーゲル3 Blue Murder
先日冲方丁先生の小説「スプライトシュピーゲル」の第3巻を紹介しましたが、同時発売された「オイレンシュピーゲル3 Blue Murder」も読み終わりましたので感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2007/11/25 15:26 |
冲方丁 スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝
今月1日に冲方丁先生が2つの違うレーベルにまたがって展開している「スプライトシュピーゲル」と「オイレンシュピーゲル」の最新巻が同時に出ましたが、「スプライトシュピーゲル3 いかづちの日と自由の朝」をようやく読み終えました。何せ他にも読む本が色々あったもので──という毎度お馴染みの言い訳はさておき感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2007/11/20 14:17 |
田口仙年堂 吉永さん家のガーゴイル13
こちらの日記でも小説やアニメの感想でお馴染みの「吉永さん家のガーゴイル」ですが、先日小説の13巻が出ました。他にも色々読んだりやったりしている都合でいささか遅いのではありますが感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2007/11/15 15:38 |
日日日 魔女の生徒会長
ライトノベルに興味のある方なら知らない人はいないだろうと思うくらい複数のレーベルでいくつものシリーズを書き、漫画の原作まで書いておられる日日日先生ですが、また新しいシリーズを出してネットで話題になっております。それが今回紹介する「魔女の生徒会長」です。 ...続きを見る |
2007/11/08 17:14 |
番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」6
また例によって前回の更新から3ヶ月以上も経ってしまいましたが、番長学園!!RPGの小説「かくて刃は握られん」を更新しました。 本当は日曜日のうちに更新する予定だったのですが、何故かFTPソフトが繋がらず、1日遅れの公開となりました。 長いことお待たせした分とは申しませんが、今回追加したパートは文章量が多いです。データのサイズでもこれまで公開してきた一番長いパートの倍はありまして、文章的に大きく2つに分かれるので2つのパートに分けても良かったのですが、話の流れを切りたくなかったので敢えて... ...続きを見る |
2007/11/05 23:40 |
本田透 イマジン秘蹟 1.魔女症候群の春
14日の日曜日、おやつ片手に本を読んでたら、うっかりコーヒーカップを倒してしまい中身が本にかかってしまいました。 慌ててティッシュで拭きますが、コーヒーがかかったページはヨレヨレになるし、冒頭のカラーページは数カ所剥がれてしまうし、これではもし古本屋に売ることになったらろくな値が付きそうにない、と言うか買い取りの対象さえなるかどうか……まあ当面売る予定はありませんけど。それが今回紹介する本田透先生の小説「イマジン秘蹟」です。 ...続きを見る |
2007/10/16 14:36 |
浜崎達也 .hack//G.U. Vol.3
来年1月にアニメDVDの発売が決まった「.hack//G.U.」ですが、小説の方も今月初めに「.hack//G.U. Vol.3」が発売されまして、先程読み終わりました。 今回はギルド『月の樹』の本部がAIDA現象に襲われたという通報があってハセヲたちが対応に向かい、そこで『月の樹』のメンバーたちが次々にAIDAに飲み込まれていく様子を目にするのですが、それはAIDAによってエゴをむき出しにされて殺し合う人間の姿のように見えます。 また、今回ハセヲは巫器を通して同じ碑文使いたちの記憶や... ...続きを見る |
2007/10/11 15:40 |
雑賀礼史 召喚教師リアルバウトハイスクールEX-5 ですぱれーと☆サマー
また例によって月刊誌が何冊も積み重なっている状況ですが、本日雑賀礼史先生の小説「召喚教師リアルバウトハイスクール」の外伝的シリーズEXの5冊目「ですぱれーと☆サマー」を読み終わりました。 ...続きを見る |
2007/09/02 18:37 |
寺田とものり 超鋼女セーラ センパイと僕の黄金週間[前編]
え〜、今日感想を書くのは寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の最新巻「超鋼女セーラ センパイとボクの黄金週間[前編]」です。実は先週のうちに読み終わっているのですが、色々あって感想を書くのが遅れてしまいました。寺田先生とそのファンの皆さん申し訳ありません。 ...続きを見る |
2007/08/26 15:05 |
冲方丁 スプライトシュピーゲル2
先日レポートを書いた夏コミですが、待ち時間ただ暑さに耐えていただけでなく、溜まっていた本を読み進めていまして、その間に「スプライトシュピーゲル2」を読み終えることが出来まして、こうして感想を書くことができます。 ...続きを見る |
2007/08/23 17:09 |
田口仙年堂 ガーゴイルおるたなてぃぶ3
とうとう夏コミまであと1週間を切りました。 とは言うものの、もう両手の指で数え切れないほど経験がある上に特に同人誌の類を出すわけではないので準備に追われるようなことはなく、アルバイトで軍資金を稼いだり、積み上がっている本を読んだり、小説を書き進めたり、いつも通りに日々を過ごしています。 ...続きを見る |
2007/08/12 23:06 |
新宿仮面舞踏会 設定メモを追加しました
想像者の書庫HPで連載している小説「新宿仮面舞踏会」ですが、PBM「運命準備委員会」が終わって時間に余裕が出来たものの、次は番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」を更新予定で、「新宿仮面舞踏会」の新しい話をアップできるのはまだ先となります。楽しみにしている方には誠に申し訳ありません。 で、その代わりと言っては何ですが、設定メモを新しく追加しました。基本的には名前通り「新宿仮面舞踏会」の世界設定の紹介ですが、まだ本編では出していない場所の紹介なども書いてありますので、本編を読んでない方... ...続きを見る |
2007/08/05 23:17 |
番長学園!!RPG小説「かくて刃は握られん」5
前回の更新からおよそ3ヶ月、ようやく番長学園!!RPGの小説「かくて刃は握られん」を更新できました。 例によってストーリーの細かい部分で悩み、文章表現で悩み、更には他のことに時間を取られ、遅れに遅れましたがこうして続きをアップできました。 読んでいただいている皆さんは既に予想していると思いますが、今回も刃一郎は瞑様にこれでもかと言うくらいもてあそばれてます。主人公にこんな扱いをしていいのかと思う方も一人か二人くらいいるかも知れませんが、やはり敵を華麗に手玉に取ってこそ瞑様だと思いますし... ...続きを見る |
2007/07/23 00:28 |
時雨沢恵一 学園キノ2
それでは1冊目の紹介をしましたので続いて「学園キノ2」の紹介をいたします。 前巻でのパロディぶりはAmazonなどで賛否両論ありまして、私も評価に悩みましたが、今回は読む前からそういう作品だと心の準備が出来てましたから、前巻よりは素直に楽しんで読めました。 パロディぶりは相変わらず健在で、更には他のアニメなどの要素もパロディ化して随所に散りばめ、更には更には作者自身の作品「アリソン」までネタにしてしまう辺り、見事と言うべきか呆れるべきか迷います。 今回は新キャラクター、黒島茶子先生... ...続きを見る |
2007/07/21 23:58 |
時雨沢恵一 学園キノ
え〜、昨日時雨沢恵一先生の小説「学園キノ2」を読み終わったのでこちらのブログで紹介しようと思いまして、シリーズの紹介を兼ねて1巻の紹介から書きます。 ライトノベル好きの方なら同じ作者の小説「キノの旅」をご存じだと思いますが、「学園キノ」は一口で言えば、ここまでやるかと思えるくらいはっちゃけまくったパロディです。 一応「キノの旅」の登場人物は出てきますが、外見などごく僅かの要素を除いて設定は原形をとどめていません。主人公の木乃(キノ)は女子高生で、色々あって仕方なく「謎の美少女ガンファイ... ...続きを見る |
2007/07/21 23:37 |
浜崎達也 .hack//G.U. Vol.2
月刊誌などを読むのに思いの外日にちがかかりましたが、発売から半月近くも経ってようやく「.hack//G.U. Vol.2」を読みました。 志乃を救うための手段を探し求めていたハセヲがようやく手に入れた碑文使いの力。ところがその直後アトリがさらわれ、更には全てのプレイヤーがログアウトできないという異常事態が発生し、ハセヲたちはそれらの解決のため奔走するのですが、その過程において、それまで志乃を助けるためなら他人のことをろくに意に介さなかったハセヲが仲間の重要性に気付いていきます。 また、... ...続きを見る |
2007/07/19 22:48 |
冲方丁 オイレンシュピーゲル2 FRAGILE!!/壊れもの注意!!
テロや犯罪が多発する近未来の国際都市ミリオポリスを舞台に機械の手足を駆使して犯罪者に立ち向かう少女たちを描いたシュピーゲルシリーズの片割れ「オイレンシュピーゲル」の第2巻が発売されてもう1ヶ月になりますが、感想を書こうと思います。 ...続きを見る |
2007/07/03 15:32 |
小林靖子 小説夢使い 心の言葉・繭子の日記
昨年アニメ化された植芝理一先生のコミック「夢使い」ですが、そのアニメの脚本を担当された方による「小説夢使い―心の言葉・繭子の日記」が出るというので早速買って読みました。 ...続きを見る |
2007/06/30 18:55 |
田口仙年堂 吉永さん家のガーゴイル12
さて、「吉永さん家のガーゴイル」も12巻が出まして、作中の年月も気づけば和己たちがもうすぐ卒業という時期となりました。 今回のストーリーは、第6巻からずっと微妙な関係が続いていた和己と桃ですが、ちょっとしたことから喧嘩になり、和己の同級生の範太と桃が急接近して、それを見た和己は精神的に大ダメージを受けて、そんな状態でセンター試験に臨むのですから当然結果散々たる結果に。更にはそれに範太の壁画制作に降りかかってきたトラブルも絡んで、まるでテレビの学園ドラマのような展開が繰り広げられるわけです。... ...続きを見る |
2007/05/01 17:03 |
番長学園の小説をアップしました!!
え〜、以前からこちらのブログとかで番長学園!!RPGの小説を書くと言ってましたが、ようやく本日公開にこぎ着けられました。 とは言うものの、番学での私の好みをご存じの方なら予想はつくと思いますが、豪巌帝国側が舞台で、更には陰謀、殺人ありの、ぶっちゃけ「番長学園!!RPG」の王道に敢えて背を向けた作品です。 ですけど一部に熱烈なファンを持つ(と私は信じてます)諸葛宮瞑様は登場しますし、とりあえず好き嫌いは置いといてまずは一度見てくださると嬉しいです。作品中の諸設定についてはなるべく公式に忠... ...続きを見る |
2007/04/27 00:30 |
浜崎達也 .hack//G.U. Vol.1
こちらのブログでもキャラクターファンブックなどを紹介した.hack//G.U.のノベライズがようやく出まして、アニメ「.hack//Roots」やもっと前のシリーズからのファンで待ち望んでいた方も多いことでしょう。というわけで、今回紹介するのは「.hack//G.U. Vol.1」です。 物語はゲームと同じく、「The World」で意識不明になった志乃を救うためにPKKを繰り返し<死の恐怖>と恐れられるまでになったハセヲが『三爪痕』の謎の力でレベル1に引き戻されてしまう所から始まります。... ...続きを見る |
2007/04/24 23:47 |
榊一郎 フェイク・フェイク カーム・ブレイカー
今月はノベルジャパンで連載している小説が(短編集として)初めて文庫化されまして、そんな作品の一つが今回紹介する榊一郎先生の「フェイク・フェイク」です。 平凡な生活を夢見る高校生、南部匡平の元に、ある日父親の(メチャクチャ怪しい)商売絡みの荷物の中から金髪碧眼の美少女が全裸で現れます。しかもその少女は「ベルグマン王国の王女パミルの身代わりアンドロイド」と名乗り、匡平はなし崩しのうちに彼女の面倒を見る羽目になります。 このパミル、名乗りからして電波的な上に常識の類が致命的に欠落していますか... ...続きを見る |
2007/04/10 00:19 |
自作小説 リニューアルしました
私のHP「想像者の書庫」に掲載している小説は、HPの他のコーナーと同じように、黒のバックに白文字で表示してましたが、他のコーナーの短い文章はともかく、長い文章だと見ていて目がチカチカしてくることに以前から気づいてまして、この度思い立ってリニューアルをいたしました。 入口→ロビー→書庫→自作小説のコーナーまでは以前と同じですが、作品に入ると本のページのような表示に変わってます。以前よりはずっと見やすくなっているはずなので、以前から見てくださっている方は今後ともより一層のご贔屓をいただきたく、... ...続きを見る |
2007/04/03 23:08 |
寺田とものり 超鋼女セーラ2 ロボ娘はボクの夢を見る
以前こちらで紹介した寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」の2巻が今月初めに発売しまして、少し遅れましたが紹介いたします。 ...続きを見る |
2007/03/13 21:46 |
冲方丁 オイレンシュピーゲル1
さて、本の紹介3冊目は、先程紹介した「スプライトシュピーゲル」と同じ冲方丁先生の小説「オイレンシュピーゲル」です。 ...続きを見る |
2007/02/17 23:46 |
冲方丁 スプライトシュピーゲル1
さて、本日2冊目に紹介しますは、「ピルグリム・イェーガー」の原作や「マルドゥック・ヴェロシティ」などの作者で知られる冲方丁の小説「スプライトシュピーゲル」です。 様々な民族、宗教が混在し、そのためにテロや犯罪が多発する、かつてウィーンと呼ばれた街──国際都市ミリオポリスを舞台に、機械化された手足と翼で凶悪犯罪やテロに立ち向かう3人の少女たち。それがMSS要撃小隊≪焱の妖精≫。 主人公の3人の少女たちは様々な経緯で生身の手足を失って機械化され、そのために心に傷や衝動など複雑... ...続きを見る |
2007/02/17 23:10 |
FBSP vol.1 「狂乱家族日記」スペシャル
ここ半月ばかり体調不良やPBM絡みで色々慌ただしくて本の紹介をしてませんが、ちゃんと本は読んでます。というわけで、今日は本の紹介を連続してやろうと思います。 ...続きを見る |
2007/02/17 22:18 |
新宿仮面舞踏会 第8話「毒杯の使者」4
想像者の書庫HPで連載している小説「新宿仮面舞踏会」を2ヶ月ぶりに更新しました。 一時期なかなか思うように文章が進まなかったのに加えて、一二月の中頃から大航海時代オンラインにハマってしまい、文章の遅滞に拍車が掛かってしまう有様で。だからと言ってゲームが悪いなどと頭の悪い言い訳はいたしません。全て私が悪いんです。重ね重ね申し訳ありません(謝)。 さて、今まで何度も楓たちと新宿にちょっかいを掛けてきた<ダスト・コネクション>ですが、今回の話はそのトップ、久城貴文が登場して清陽学園三大勢力の... ...続きを見る |
2007/02/05 01:35 |
新宿仮面舞踏会 第8話「毒杯の使者」3
PBM「運命準備委員会」のアクション作成期間中ですが、想像者の書庫HPで連載している小説「新宿仮面舞踏会」の更新です。 と言いますか、まだ締切まで日がありますし、今のところこちらの周辺は嵐の前の静けさという状態でして、週末になって慌ただしくなる前にひと区切り付けようということで。 この後は、会誌に投稿するイラストを描こうと思ってますが、時期が時期なので年賀状スタイルにしようかそれとも他のデザインにしようか考え中です。 ...続きを見る |
2006/12/06 00:45 |
日日日 狂乱家族日記 番外そのいち
以前にもこちらで紹介しました日日日先生の小説「狂乱家族日記」ですが、この度短編集「狂乱家族日記 番外そのいち」が発売されまして、早速購入、あっという間に読み終わりました。というわけで感想を書かせていただきます。 ...続きを見る |
2006/11/30 23:28 |
田口仙年堂 吉永さん家のガーゴイル11
運命準備委員会関連の作業がひと区切りつきまして、現在小説を進めているところですが、合間に感想文も書こうと思います。というわけで、今回紹介するのは「吉永さん家のガーゴイル」第11巻です。 ...続きを見る |
2006/11/28 22:23 |
寺田とものり 超鋼女セーラ
こちらのブログでも最近色々と関連記事を書いている「番長学園!!RPG」の作者・寺田とものり先生の小説「超鋼女セーラ」が今月初めに発売されまして、当然見逃すはずがなく買って参りましたが、近くの本屋では見つからず、自転車で少し遠出した店で1冊だけ残っていたのを見つけて買いました。よほどの売上なのか、それともたまたまこちらでは品薄だったのか? ノベルジャパンの12月号では特集をやってるようですし(まだ読んでなくてすみません)、前者なんでしょうね。 ...続きを見る |
2006/11/12 01:02 |
新宿仮面舞踏会 第8話「毒杯の使者」2
はい、想像者の書庫HPで連載している小説「新宿仮面舞踏会」の更新です。 前回から1ヶ月足らずの間隔で更新できまして、PBMのリアクションが届くまでまだ結構間がありますから、今のうちに進められるだけ進めようと思っています。 ...続きを見る |
2006/10/17 22:39 |
小河正岳 お留守バンシー3
こちらのブログで1、2とも紹介した「お留守バンシー」も3巻目が出て、随分と早い出版ペースです。 さて、今回の話はオルレーユ城のトラブルメーカーの一人、魔女のトファニアが、同窓会に城を使わせて欲しいとアリアに言ってくるのですが、実は高位の魔女13人が集まるサバトのことで、トファニアみたいな腹黒でトラブルメーカーの魔女が13人も集まるなど私だって想像したくないし、当然アリアも断るのですが、事態は彼女をほっぽってどんどん進行していき、どうしよう……という調子で物語は進んでいきます。 どうやら... ...続きを見る |
2006/09/28 23:08 |
Novel JAPAN(ノベルジャパン) 創刊号読みました
先頃ホビージャパンが小説の分野にも進出してHJ文庫という新しいレーベルが出ましたが、先日更にNovel JAPAN (ノベルジャパン) という雑誌が創刊されましたので読んでみました。 流石鳴り物入りで出すだけあって、神坂一、庄司卓、榊一郎など一流の作家陣に加えて、水城正太郎先生の電波系な学園小説「せんすいかん」や、富士見ファンタジア文庫でノスタルジックな雰囲気が話題になった和風ファンタジー「夕なぎの街」の続編である渡辺まさき先生の「ほうこぐさ」など、小説の充実ぶりは言うに及ばず、プロの小説... ...続きを見る |
2006/09/26 22:36 |
新宿仮面舞踏会 第8話「毒杯の使者」0、1
想像者の書庫HPで連載している小説「新宿仮面舞踏会」ですが、およそ3ヶ月ぶりに新しい話をアップすることが出来ました。 今回も学園内で、時間的には数時間程度の事件ですが、その分スピード感と密度のある文章になる予定なので、続きを期待していてください。 ...続きを見る |
2006/09/22 00:39 |
石田衣良 アキハバラ@DEEP
今や世界に名だたるマニアの街・秋葉原を舞台に、新型ネット検索システムを巡ってベンチャー会社を営むオタクたちが大企業に挑んだ戦いを描き、これまでコミック化、ドラマ化され、今月の初めにはとうとう映画の上映が始まった、石田衣良先生の小説「アキハバラ@DEEP」。私もハードカバー版の始めの辺りを立ち読みして気に入ってたのですが、スペースの都合から購入を見合わせてまして、先日文庫版で発売されたので早速購入しました。 ...続きを見る |
2006/09/17 22:03 |
涼風涼 .hack//CELL Vol.1 終わる世界
こちらのブログでも紹介しているアニメ.hack//Rootsを始め、ゲーム、コミックと様々なジャンルで展開されている.hackですが、今月の初めに小説「.hack//CELL Vol.1 終わる世界」が出たので読んでみました。 この作品は.hack//Rootsの第21話にも出てきた碧を中心に話が進められています。アニメを見ていない人のために説明しますと、この碧はネットゲーム「The World」で最初に金を貰って攻撃を一定時間かわし続け、少しでも当たれば商品を出すという殴られ屋を商売にし... ...続きを見る |
2006/09/12 17:26 |
川人忠明 ダークエルフの口づけ
この所PBMとアニメの話題ばかりですが、その間にも本は読んでますし、気に入った本は紹介したいと思ってますので……って、このパターンは何回目だろうかと思う今日この頃。 そんなことを考えつつも今回紹介するのはソード・ワールド・ノベルの最新作「ダークエルフの口づけ」です。 TRPG「ソード・ワールド」の世界で暗黒神信仰が認められ、ダークエルフにさえ市民権が与えられている国、“混沌の王国”ファンドリアを舞台にした新シリーズの第1作です。 物語はファンドリアの最重要施設の保安主任を務めるエル... ...続きを見る |
2006/09/05 22:04 |
日日日 狂乱家族日記
結構前から日日日(あきら、と読むそうです)先生の小説「狂乱家族日記」を立ち読みしてたのですが、巻を重ねるにつれて立ち読みが億劫になってきたので、思い切って買うことにしました。で、壱さつめから改めて読み返しているのですが、他の本もあるので一気に読もうとすると夜遅くまでかかってしまいます。でもまあおかげで現在の所参さつめまで読み終えることが出来ました。このシリーズで現在刊行されているのは6冊ですから単純計算だとあと半分と言うことになりますが、この先は厚みがありますから全部読み終えるまで結構時間が掛... ...続きを見る |
2006/08/21 00:54 |
田口仙年堂 ガーゴイルおるたなてぃぶ
先日アニメが終了した「吉永さん家のガーゴイル」ですが、原作者の田口仙年堂先生がガーゴイルの世界で新しいシリーズ「ガーゴイルおるたなてぃぶ」を出しましたので紹介させていただきます。 こちらの主人公は駆け出し錬金術師のひかると言いまして、彼女が作った自動人形・通称ガー助と一緒になんでも屋「鳥屋」を開業しているのですが、事務所のある雑居ビルはヤクザの事務所が入居しているわ、部屋にはヘビメタな幽霊が出るわ(冒頭の漫画で解決済)と色々訳あり。しかもなかなか仕事が来ないので、ひかるは度々金欠、欠食状態... ...続きを見る |
2006/08/03 23:32 |
賀東招二 フルメタル・パニック!─サイドアームズ2─ 極北からの声
最近は感想と言えばアニメやCDばかりでしたが、そろそろ本の感想も書いてバランスを取ろうと思いまして、「フルメタル・パニック!」の新刊「フルメタル・パニック!─サイドアームズ2─ 極北からの声」を選ばせていただきました。 既にコミック化、アニメ化もされている作品ですから細かい説明は省かせていただきます(もし知らなかったら私のHPで説明してありますので)が、こちらに収録されているのは外伝的なストーリーが主体で、<トゥアハー・デ・ダナン>の両翼を支えるアンドレイ・S・カリーニンとリチャード・マデ... ...続きを見る |
2006/07/30 22:26 |
新宿仮面舞踏会 登場人物紹介追加しました
私のHPで現在公開している小説「新宿仮面舞踏会」ですが、前回までで7話を数え、主要から1回限りまでかなりの数のキャラクターが登場して、そろそろ必要になるだろうかと思いまして、また、初めて来る人でも作品にすぐ馴染めるように、今回の更新で登場人物紹介のページを追加しました。 とりあえず、主人公の英樹と楓、それと数人の主要なキャラクターの説明を載せてありますが、今後ストーリーが進んで重要なキャラクターが増えたら更に追加していくつもりです。 次の「新宿仮面舞踏会」の更新では新しい話を始める予定... ...続きを見る |
2006/07/25 23:57 |
新宿仮面舞踏会 第7話「雨と薬とロックン・ロール」15
以前こちらで書いた通り、私は自分で書いた小説をHPで公開してまして、新しく描いた部分をHPに上げる度にネット小説の検索サイトなどに掲載してますが、今回からこちらでも更新のお知らせを書くことにしました。 少しでも見に来る人を増やそうと思ってのことですが、私なりに自信作のつもりですので(自信がなかったらHPに上げませんよね)、今まで見たことのない方は一度見に来てくださると嬉しいです。 ...続きを見る |
2006/06/27 00:25 |
オリジナル小説書いてるんです
アニメの感想が目的でこのブログを見に来ている方は知らない人がいるかも知れませんが、私は小説を書くことを趣味の一つとしてまして、書いた作品を自分のHPで公開しています。 最近はアニメの感想を書く時間が多くなって更新が滞ってましたが、昨夜やっとのことで久しぶりに更新できましたので、この機会にこちらでも紹介してみたいと思います。 私は現在「新宿仮面舞踏会」という、近未来SFとファンタジーをベースにその他学園物などの要素も色々加えた感じの作品を連載してまして、ネット小説の検索エンジンに、こんな... ...続きを見る |
2006/06/13 00:18 |
小河正岳 お留守バンシー2
以前こちらでも紹介した小河正岳先生の小説「お留守バンシー」の第2巻が先月の初めに出ていたのですが、他にも色々本を買っていたので読むのが遅れてしまい、先日ようやく読み終えましたので紹介させていただきます。 ...続きを見る |
2006/06/08 16:54 |
谷川流 涼宮ハルヒの憤慨
アニメの紹介などで本の紹介をする頻度が少なくなったと下の記事で書きましたが、紹介をする気もあれば、頑張り次第で時間もできるわけでして、久しぶりに紹介できる小説は、谷川流先生の涼宮ハルヒシリーズ最新作「涼宮ハルヒの憤慨」です。 先頃アニメ化もされまして、ブログ以前の日記でも紹介しましたので知っている方もいると思いますが、ぶっちゃけてストーリーを説明しますと、平凡さや退屈な日常を何よりも嫌う女子高生、涼宮ハルヒが主人公の通称キョンや、その他ちょっと癖のある面子(実はちょっとどころではなかったり... ...続きを見る |
2006/06/04 22:34 |
十文字青 薔薇のマリア X.SEASIDE BLOODEDGE
ここの所アニメの紹介に力が入ってましたが、本もちゃんと読んでますよ。 ということで、今回紹介するのは十文字青先生の小説「薔薇のマリア」の最新巻「薔薇のマリア 5.SEASIDE BLOODEDGE」です。 今回の話はマリアローズが所属するクランZOOの一同が港町ジェードリに向かうのですが、この巻では彼らの出番はほとんどありません。僅かな登場シーンでマリアローズたちZOOのメンバーが旅で浮かれる様子が微笑ましかったりしますが(笑)。 で、代わりにジェードリの裏町を仕切るマフィアと、「... ...続きを見る |
2006/04/11 17:31 |
雑賀礼史 召喚教師リアルバウトハイスクール13
私のHPの書評のコーナーで紹介している「召喚教師 リアルバウトハイスクール」も、前巻同様薄いですが13巻が発売されました。前巻から続いていた御剣涼子と<月の眼>を巡る話は一応の決着を見ましたが、正直この設定だけで一つの独立したシリーズが作れるんじゃないかと思ったのは私だけでしょうか? それは確かに<神威の拳>や異世界にまつわる設定は使われてますが、雰囲気はまるで違いますからね。涼子主人公率100パーセント、SF率80パーセント、ファンタジー率20パーセントと申しましょうか(訳分からなかったらご... ...続きを見る |
2006/04/02 00:30 |
小河正岳 お留守バンシー
ライトノベル界では第十二回電撃小説大賞の受賞作が発表されまして、大賞を受賞したのが今回紹介する「お留守バンシー」です。 電撃文庫の発売日からだいぶ日が経ってますが、大変気に入った作品なので、遅ればせながら紹介させていただきます。 ...続きを見る |
2006/03/05 00:18 |
ケン・フォレット 大聖堂
私が趣味でローマ・カトリックの研究をしていることはホームページを見ている方なら御存知と思いますが、とある本屋でケン・フォレットの小説「大聖堂」を見つけまして、初めの方を見てみたら面白そうだったので(上中下巻全部買うと結構値段が張るので、カードなどのポイントが付くように)ネットで注文して買いました。 物語は12世紀のイングランドを舞台に、大聖堂を建てることを夢見る建築職人のトムが放浪の末にキングズブリッジという土地に落ち着いて大聖堂建築に着手するというのが大筋なのですが、先程書いた建築職人の... ...続きを見る |
2006/02/10 23:37 |
十文字青 薔薇のマリア
最近は創作活動その他に時間を取られてなかなかやってませんが、私はラグナロクオンラインというネットゲームをプレイしています。参加してプレイするキャラクターは、努力次第で強くなれますが、ファンタジーRPGとかで定番のパターンである伝説の勇者の類ではなく、ダンジョンやフィールドで狩りをして獲物を売却したり、ある程度実力が付いてきたらイベントに挑戦しますが、(ゲームシステムから逸脱したという意味で)奇跡の類はまず起きないという具合です。 そのゲームシステムと似通っていると思うのが、十文字青先生の小... ...続きを見る |
2005/11/20 17:47 |
トップへ | みんなの「小説」ブログ