ドラマ JIN -仁- 完結編第10話

 前回龍馬が東に斬られるというラストで幕を閉じ、何で目を瞑って刀振り回したんだコラ! てな感じで1週間が過ぎまして、いよいよ最終章前編に突入しました。
「南方仁がおれば、坂本龍馬は死なん!」
「助けますよ。俺が、この手で」
 あの時と同じやり取りで……

 仁と咲、更に佐分利も呼んで龍馬の緊急手術に入り、極めて難易度の高い手術ながらとりあえずは無事に終わります。
 この時のためにタイムスリップしてきたのだと自分を叱咤していましたから、その位はやってくれませんとね。
 術後も油断のできない状態が数日続きますが、もしかしたらと、咲が野風から預かった手紙を読んで聞かせると、龍馬の自発呼吸が戻ります。更に龍馬の飛び付きそうな未来の知識を仁が枕元で話し続けると、遂には意識が回復します。
 意識がない間、龍馬が見ていた夢は、まさしく21世紀の世界の様子で、仁が話していたせいか、それとも意識だけ未来に飛んでいたか──いずれにしても龍馬にとっては憧れの世界でしょう。それから仁と2人、未来の世界についてあれこれ話す龍馬でしたが、急に容態が悪化し、そのまま龍馬は帰らぬ人に。ですがその死に顔は、やるべき事は全て為したと言うように、微かに微笑んでいました。

 一方東は寺田屋から逃走した後で割腹自殺しまして、遺書には龍馬が絶体絶命の危機に陥り、他人に殺される前に自分の手で兄の仇を討ちたかったと書いてあったそうで、西郷は幕府の刺客などに殺されては大政奉還が否定されることになり、東の個人的な仇討ちという形にして龍馬の業績を守ろうとしたのだと考え、咲は龍馬の生き様を守ろうとしたのだと言い、更には仁が治療すれば大丈夫だろうから恭太郎達を退散させるために斬ったという推測もあります。
 本来の歴史と違って犯人ははっきりしていますが、動機については上の考え全てが正しいのかも知れませんし、全て間違っているのかも知れませんし、結局真相は闇の中で、後世の歴史家がさぞ悩むだろうなと思ったり。

 更に江戸に帰ると仁友堂は偽ペニシリン事件の嵐が吹き荒れた後で、松本良順、多紀元琰、勝、更に鈴屋彦三郎の尽力で首謀者の三隅が捕まり、山田は解放されましたが、厳しい取り調べのせいでやつれ、白髪が混じる有様。龍馬を助けられなかった無力感や、自分がタイムスリップした意味を見失ったことに加え、山田を始め何人もの人生を狂わせてきた疫病神ではないかと打ちのめされた仁は、仁友堂を閉めようと決めますが、それを打ち明けるや山田や佐分利、咲など仁友堂の面々に必死で引き留められ、緒方洪庵の言葉「国の為 道の為」にも支えられ、再び医学の発展の為に力を尽くすことを決めたのでした。
 しかし時代が明治へと激動する中、仁の頭痛は一層頻繁に起こるようになり、この時代で治療の術はなく、方法は1つあるけれど、それは仁がこの時代から消えることを意味するのでした──。

 さていよいよ次回が最終章後編にして最終回。2時間拡大版だそうですが、果たしてこれで物語の締めを語りきれるのか? そして原作を相当に離れた物語はどのような展開になるのか?
 あと、次回の感想を日曜日のうちにアップできるかですね(汗)。

JIN -仁- 完結編 公式サイト
http://www.tbs.co.jp/jin-final/

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