大月悠祐子 ど根性ガエルの娘第1巻


 ど根性ガエルと言えば、テレビCMにキャラクターが出たり、最近も実写ドラマになったりして、直接作品を見ていない方でも知っている人は多いと思います。
 その漫画「ど根性ガエル」の作者、吉沢やすみ先生の娘で自身も「ギャラクシーエンジェル」などの作品で知られる漫画家・大月悠祐子先生が、吉沢やすみ先生とその一家の崩壊と再生を描いた「ど根性ガエルの娘」が週刊アスキーで連載されていまして、先日発売された単行本第1巻を本日買って読みましたので感想を書こうと思います。

 漫画「ど根性ガエル」のヒット、アニメ化と、漫画家として成功を収めた吉沢やすみ先生ですが、「ど根性ガエル」の連載終了後はヒット作に恵まれず、スランプに陥り、次のヒット作を期待する周囲からのプレッシャーも重なって、最後は連載3本、読み切り10本の仕事と家族を置いて失踪してしまいます。その後家に戻りますが、仕事も収入も無くなり、現実から逃げるようにギャンブルにのめり込んで、「ど根性ガエル」で稼いだ金も数年で使い果たす有様。
 ここまで落ちる所まで落ちて、一家離散しても不思議でない状況が生々しく描かれている一方、現在一家が穏やかに生活している場面が作中で対比として描かれているので、一家が再生していく過程を安心して読めるというのも良いですね。
 作者自身も漫画家になって父の立場に、同業者と結婚して母の立場にそれぞれ近付いて、そうした事も作品に厚みが出て、ホームドラマのような雰囲気を作るのに一役買っているのではないでしょうか。と言うか、本当にテレビドラマ化されても良いんじゃないでしょうかね、これ。
 ともあれ、今後の展開も楽しみにしております。

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ど根性ガエルの娘 (1)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-11-26
大月悠祐子

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