連続人形活劇 新・三銃士 第13話「アラミスの奇策」

 前話のラスト、アンヌ王妃の手紙を届けるためロンドンへ向かう途中でロシュフォール率いる親衛隊の待ち伏せを受けてしまったダルタニアン。今回の話が始まって早々、ダルタニアンはどうにか切り抜けようとロシュフォールに戦いを挑みますが、まだまだ力及ばず剣を弾き飛ばされてしまいます。

 ここまでかと覚悟を決めたダルタニアンの前に、間一髪と言うべきかやっぱりと言うべきか三銃士が駆けつけ、親衛隊との乱戦が始まりますが、親衛隊に奪われまいとダルタニアンはポルトスに手紙をパス。そのポルトスもまた親衛隊に囲まれ、手紙を奪われそうになり、何と手紙を丸めて飲み込んでしまうと言う挙に出てしまいます。そりゃまあ、奪われないようにするには手っ取り早い手段ではありますが、下手すると死刑にもなりかねないと思いましたが、落ち着いて考えてみれば秘密の手紙ですから表立って死刑にするわけにはいきませんよね。だとしたらポルトスのやりかたはある意味正解かも。
 ともあれ手紙がなくなっては戦う理由がありませんから親衛隊は撤退しますが、その後ダルタニアンは軽々しく任務の内容をコンスタンスに話したことをアトスにこっぴどく叱られます。
 これで王妃にまた手紙を書き直して貰わなくてはと溜め息をつく一同ですが、それならばリシュリュー枢機卿に一泡吹かせてやろうとアラミスが一計を案じます。それはリシュリュー達に偽の手紙を掴ませるということで、早速三銃士は行動を開始します。

 まずアラミスがコンスタンスに頼んで、今度はポルトスが王妃の手紙を届けに行くとボナシューにそれとなく話して貰い、狙い通りボナシューはリシュリューにそれを報告します。それにしてもコンスタンス、ボナシューにそれとなく話すにしては内容が詳しすぎるのでは。もう少しぼかした方が真実味が出ると思うのですが、本来子供向けの番組ですからあれで良いのでしょうか?
 ともかくアラミスの見送り付きで、早朝旅立つポルトスですが、今度は噴水広場近くで親衛隊の襲撃を受けます。敵の手に渡るのが前提とは言え、抵抗しなければ不自然ですからそれなりに奮戦し、またポルトスが手紙を飲み込もうとします。同じ手を二度も喰らってたまるかとロシュフォールは手紙を強引に奪い取ろうとしますが、そこへ仮面で顔を隠したミレディーがターザンよろしく登場し、ポルトスごとかっさらって行きます。で、どちら様かと礼儀正しいんだか間抜けなんだか尋ねるポルトスを気絶させて、手紙はミレディーからリシュリューの手に渡ります。

 さて、遂に王妃の弱みを掴んだと、リシュリューは嬉々とした様子で王妃に言い寄りますが、王妃は毅然とした態度で拒絶します。
 怒ったリシュリューは、ちょうどやって来た国王に手紙を渡しますが、手紙を見た途端、何故か国王は大笑い。リシュリューが手紙を見てみると、そこにはリシュリューの似顔絵が描いてあったのでした(笑)。これがまたリシュリューの特徴を上手く掴んでいて笑える絵でしたが、一体誰が描いたんでしょうね? やっぱり計画を発案したアラミスでしょうか。三銃士の中では一番教養がありそうだし。

 そうして計画が大成功に終わったのも知らず、ダルタニアンは未だにヘコんだままで、コンスタンスが優しく励ましますが、彼女に「弟みたい」と言われて一層ヘコんでしまいます。そりゃまあ、コンスタンスにしてみれば悪気はないのでしょうけど、好きな女性に「弟みたい」と言われちゃダルタニアンのプライドはズタズタですよ。
 今回の計画でリシュリューの三銃士や王妃に対する怒りは一層深くなったようですし、早いとこもっと頼れる男にならないとこの先危ないですよ、ダルタニアン。

新・三銃士完全ガイドブック―NHK連続人形活劇 (教養・文化シリーズ)
日本放送出版協会

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