Sound Horizon 第三次領土拡大遠征凱旋記念 国王生誕祭2日目レポート

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 6月26、27日にSound Horizon 第三次領土拡大遠征凱旋記念 国王生誕祭が開催されまして、私も2日目の27日に行って参りましたのでレポートをお送りします。
 私の記憶に他の方のレポートを参考にしつつ書いたものですから、あやふやな部分がありますし、間違いもあるかも知れませんが、その時は指摘していただけると幸いです。

 ALI PROJECTのライブなどで何度も行ったことのあるルートでJRと地下鉄を乗り継いで渋谷へ向かいますが、渋谷に限らず東京への行き帰り、特に帰りの度にどこでもドアが欲しいと心底思います。そうすればどこのライブでもすぐに行って、終わったらすぐに帰ってこれるし、就職活動でも勤務地のハードルがなくなりますからね。まあ今現在現実に存在しない物を欲しがっても仕方ありませんよね。
 閑話休題。
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 昼過ぎに家を出て、会場であるNHKホールに到着したのは午後3時を回った頃で、着いて早速物販の列に並びます。それほど長くは待たずに物販に到着しますと、新しく発売されるオフィシャルグッズはサンホラの公式サイトで把握してまして、何を買おうか色々迷いましたけど、結局第三次領土拡大遠征のパンフレットだけ買いました。もちろん側にあった入国証明印もちゃんとパスポートに押してきましたよ。
 で、物販を離れるとパンフレットを見ながらしばし待ちまして、開場時間が近付くと今度は入場の列に並びます。待ち時間、列で側にいた人達と話をしたんですけど、その中に奈良から夜行バスで来たという人がいまして、更に話を聞くと福岡の公演にも行ったことがあると言いますから、その熱烈さに脱帽です。それほどの人とは是非マイミクになりたいと思いましたけど、あいにくその人はmixi入ってなかったんですね、残念!
 そうして開場時間の4時半になり、間もなく入場すると、チケットに指定された席へ向かいますが、そこは2階席でも最後列から数えた方が早く、正直限りなく3階席に近いと言えます。幸いステージが良く見渡せましたし、オペラグラスが必要なほど遠くはありませんでしたが。で、席に座って開演を待ちますが、予定時間の5時半になっても開演しない、40分になってやっとアナウンスが流れまして、あと少しで開演と言いながら、結局開演したのは55分頃でした。何ですかねこの遅れまくりは。私もアーティストは限られているもののそれなりにライブへ行く回数は重ねてきましたが、ここまで遅れたのは初めてじゃないですかね。初めがここまで遅れるから、終わりもその分押されるんですよ、本当。こういうレポートで愚痴は書きたくないですけど、絶対改善すべき点だと思いますから敢えて書いておきます。

 ステージの緞帳が開いて開演しますと、まずはキャストの登場で、最初は冥府の眷属に扮した幻想楽団の皆さん、次に運命の6女神のうち4人、眷属ミューとフィー、これまた眷族に扮したアイク氏と、Jimang氏扮するズヴォリンスキーが登場します。さて、NHKホールにはステージの向かって右側の壁にパイプオルガンが設置されてまして、今回はそのパイプオルガンが荘厳な音色を響かせ「Moira」のオープニングを奏でます。
 そして待ってました冥王が登場しまして、冥府の宴──「冥王」が始まります。「Moira」のライブの時のように曲が終わるかと思ったら、ステージ後方のスクリーンに「冥王の壊れたマリオネット」とタイトルが映し出されまして、「壊れたマリオネット」のアレンジが始まります。いわゆるマリオネット2体をミューとフィーが代わりに演じるわけですね。曲が終わると流れるように「冥王」の曲のラストに続いて冥府の宴は終わります。その後冥王様のMCでしたっけね。宴の始まる前だったかな? まだ他の方のレポートも少ないしなぁ……記憶に絶対の自信があるわけじゃないし(汗)。
 ともあれMCでは冥王様、冥府に生者がこんなに入ってきたとぼやきつつ、更にやって来たと知らせを受けて登場したのは「Roman」のナレーションを務めた大塚明夫さんです。この人が登場と同時に観客席から歓声が響くこと響くこと。まあ大物声優ですから無理もありませんが。そして登場時と同じ奈落から冥王様が退場しまして、この時ミューとフィーも抱き寄せて一緒に退場するわけですが、アイク氏は重量制限があるからと外されて可哀想でした(笑)。

 さて、ここからしばし「Moira」ベースで曲目が続きますが、曲の前にズヴォリンスキー、ステージ上のキャスト相手に、ぶっちゃけ「穴掘りは好きですか? 腹が出て加齢臭がするオッサンは好きですか?」などという質問をしてきます。いくら演出とは言え、女神相手にそのようなセクハラな質問をしますかね? 更には演出とは言え社交辞令でそれなりに肯定的な解答をしなくてはならない女神達が可哀想で仕方ありませんでした。せめて大塚さんには大物の強みでガツンと言ってやって欲しかったですよ(溜息)。
 ともあれまずは「人生は入れ子人形」で、ここで「Moira」の時と同じようにエレーネに扮した井上あずみさんが登場。この人にもズヴォリンスキーが例のセクハラ質問をしてきますが、そこは妻役、苦もなく肯定的に答えてみせます。キャリアの差というやつですね。
 この次で残りの女神2人も登場し、6姉妹全員揃った所で「終端の王と異世界の騎士」が入ります。これは第三次領土拡大遠征の追加公演で課題曲だった曲で、「Moira」の収録曲ではありませんが、私が原曲をまともに聴いてないのもあるでしょうけど、大塚さんのナレーションもあって本当に綺麗なものでした。
 それから「奴隷市場」「遥か地平線の彼方へ」と続きますが、「遥か地平線の彼方へ」の最後、エレウセウスが登場して、スクリーンに「皆さんご唱和下さい」と表示されたら、言うことは一つです。

「女神(ミラ)のみぞ知るってか?」

 うん、やっぱりこれでしょう(笑)。

 そしてエレフが持参したギターで「蒼と白の境界線」をインストで弾くのですが、その時エーゲ海の青はこんなだったっけと口にすると、ここで入場時配られたサイリュームとは似て非なる物体『焔(ひかり)』をパキッと付けまして、観客席中鮮やかな青で一杯になります。で、演奏が終わって「奴隷達の英雄」に続くと、「Moira」ベースの曲目は終了しまして、賢者ことクリストフが登場し、「黄昏の賢者」が始まります。生で見るのは初めてですけど、本当に胡散臭いですねクリストフ(良い意味で!)。それから霜月はるかさんがドレス姿で登場して「海の魔女」を歌います。これは原曲聴いてないし、第三次領土拡大遠征でも見てませんけど、悲しい歌ですね。スクリーンの壁紙も深い海の底を思わせましたし。ここから歌姫の皆さんがドレス姿で登場し始めまして、次に遠藤麻里さんが「檻の中の遊戯」を歌ってクリストフと見事な共演を見せてくれましたけど、これが出るなら「檻の中の花」も出して欲しかったと思うのは私だけでしょうか?

 え~と、先程歌姫の皆さんがドレス姿で登場し始めると書きましたけど、次の「星屑の革紐」で登場したのはヴィオレットとオルタンスでした。もちろん最初に井上さんが歌いましたし、大塚さんがナレーションをしてましたよ。大塚さんの声、生で聴くのはこの生誕祭が初めてですけど、やっぱ渋いですね~。
 で、ヴィオレットとオルタンスが出てきたのならやっぱこの方も出てこなきゃと思ったら、次の「朝と夜の物語」で出てきましたよイヴェール──と思いきや、首から下が違うような……ってイヴェタンですか! 何でシャイタンが混ざるのかと思ったら、次の曲「海を渡った征服者達」でその答えが明らかになります。
 これは「聖戦のイベリア」の舞台になっているスペインが領土再征服(レコンキスタ)を達成した後、新大陸中南米に渡って征服した歴史を題材にした新曲で、「征服者達(コンキスタドーレス)! 征服者達!」と連呼する所は「争いの系譜」の最初の部分に似てますね。加えて「将軍に続けぇ~っ!」という台詞が入ってる所も共通してます。興奮のまま続けて、これまた同じく「将軍に続けぇ~っ!」が入っている「見えざる腕」では「廻れ廻れ」の所で緋色のマフラータオルを持参してたので回しますが、焔があるのでそちらだけ回すという人が大多数のようでした。この日は外が暑かったせいか首に掛けてる人は多かったのに……

 そうしてステージのキャストが退場して次に現れたのは黒装束に黒覆面姿、と言えばノアですね。
「私より後輩のアビスやサヴァンばっかで……愛されてないのかと……」
 まあメジャーデビュー前のCDのキャラだから仕方ないと言えば仕方ないのでは。そのうち光が当たる日が来るさ。……と思えば良いのでは(笑)。
 次いでRevo陛下、その他キャストの皆さんも登場して、更にこの場に来られなかった人達からお祝いのメッサージュ映像が。この日の映像は「Moira」でカストル役を務めた小山力也さん、そしてイタリア兄弟からでしたが、イタリア兄弟はハッピーバースデーを歌うつもりがグダグダに……私はライブで見たことがないのですが、イタリア兄弟ってこういうノリなんですか?
 で、ノアがいて、パイプオルガンがあるのですから、当然来ましたよブラック・ロリコン、もとい「黒の予言書(ブラック・クロニクル)」が(笑)。第二次領土拡大遠征の追加公演と同様にRevo陛下が歌われましたけど、今回はニコ動で何度も聴きましたから「ブラック・クロニクル」のサインもちゃんとできましたよ。ナレーションがアイク氏の英語だけど原曲は日本語だし、これでカラオケで問題なく歌えると思いましたけど、考えてみたらカラオケに収録されてるか分からないんですよね。何せメジャーデビュー前のCDの収録曲ですから。

 それから「<ハジマリ>のクロニクル」が来て、「緋色の風車」で再び「廻れ廻れ」が出たけど焔とマフラータオルを同時に回すのに難儀した後、確かこの辺りでファンなどからのメッセージを薔薇に込めて大きなSHの文字を完成させるコーナーがあったんですけど、この時キャストの人達が陛下と陛下の曲の良い所を言うというのがありまして、かなりの人がサンホラの曲を難しい、でもそれが良いという感じのことを言ってました。これってマゾとかサドとかそういうのではなくて、難しいのに挑んで達成し、成長することに快感を覚えるということなんでしょうね。やはりそういう心構えでないとプロでやっていけないのでしょう。私も分野は違えど表現を為す身として見習わなくてはいけません。ええ、日々是修行ですよ。
 そして新曲「遺言」を経て、今回はアンコールはなしで恒例の陛下の挨拶が入ります。
 最後に「今から嘘を言います……『また会おう』……この嘘が嘘ならいいね」と言って陛下は退場しますが、これをどう解釈するかで悩んでる人がたくさんいまして、私もその1人です。できればこれが次のライブかCDの伏線であれば良いのですが。
 で、恒例の国歌斉唱で国王生誕祭は終了となります。

 どうやら陛下は次のアルバム制作に意欲的なようですし、新曲も何曲か出てますから、メジャー以前の収録曲も混ぜたりして、なるべく早く第7の地平線が私たちの前に現れることを期待しましょう。

6th Story CD「Moira」(通常盤)
King Records =music=
2008-09-03
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5th story CD「Roman」
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2006-11-22
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聖戦のイベリア
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2007-08-01
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