コードギアス 反逆のルルーシュ 第3話「偽りのクラスメイト」

 前回話題に上がった、ルルーシュが幼い時に殺さたことになった経緯が、第3話開始早々明らかになりました。
 ルルーシュの母親マリアンヌは庶民の出身で、それが他の皇妃にとっては気に入らなかったとかでテロリストの仕業に見せかけて暗殺され、その際にルルーシュの妹であるナナリーをかばって死んだショックでナナリーは目と足が不自由になったようです。しかし、皇妃とは言っても所詮は庶民の出で、子供であるルルーシュにしても皇位継承権は17番目なのですから、敢えて悪い言い方をすれば歯牙にも掛けられない存在なわけです。にもかかわらずリスクを承知で暗殺に踏み切るということは、よほどマリアンヌが皇帝に寵愛されていたか、ルルーシュの能力がその頃から飛び抜けていたかだったのでしょう。そして、母親の死後ルルーシュたち2人は外交の道具として日本に送られ、侵略の際に死んだことにされていたようで。
 ルルーシュは母親を暗殺した首謀者が誰か、例の左目の能力でクロヴィスから聞き出そうとしますが、第二皇子シュナイゼルと第二皇女コーネリアが関わってはいるが、首謀者かどうかは分からないようで。で、聞くことを聞いたら用はないとばかりにルルーシュはクロヴィスを射殺するのでした。

 さて、そんな壮絶で長い一日を過ぎた明くる日、学園に戻ったルルーシュは外見は上品だけど中身はオヤジな生徒会長ミレイやリヴァル、シャーリー、ニーナと一緒に(ミレイに引っ張られる形で)部活動の予算審査に勤しんでおりました。
 ミレイが忘れていたせいで遅れていた審査をどうにか終わらせて、毒ガス事件と偽った昨日の新宿の事件の報道を見て、クロヴィスを撃ったことなどを思い出し、思わず吐いてしまうルルーシュ。我ながら細い神経だと自嘲するルルーシュですが、彼がまだ人間らしい部分を残しているという演出でしょう。
 で、ルルーシュが教室に戻ると始業式以来久しぶりに登校してきたシュタットフェルト家のご令嬢カレンとやらを見て、新宿で見たレジスタンスの一人だと見抜きます。学園では病弱を装っていて、演技するのに本人もかなり苛ついているようですが、なるべく目立たないために適当にそういう設定にしたか、レジスタンス活動で学校を休んでも怪しまれないためか? カレンの様子から見て7割くらいの確率で前者の可能性大。早速ルルーシュは左目の能力を使って素性を質し、新宿にいたレジスタンスの一員であったことを確認し、日本とブリタニアのハーフだからという理由を聞き出しますが、更に能力を使って口止めをしようとすると何故か効かず、無線で声を聞かれていたのもあって逆にルルーシュが怪しまれることに。
 夜、妹ナナリーの元に戻ったルルーシュですが、脳裏をよぎるのは今後の先行きのこと。どうやらこの兄妹は学園の理事長の好意で匿ってもらっているが、いつまで今の生活を続けられるか分からず、一度素性が知れれば友人からも見放され、政治や陰謀の渦の中に巻き込まれるかもしれない極めて危うい生活であることが知れます。そうならないように妹だけでも幸せに暮らせる世界を作るのだというルルーシュの思いは、ブリタニアを壊そうとする理由が憎しみだけではないのだと安心する一方で、自分はどうなってもいいから妹だけはという悲壮さを感じます。
 そのための一歩として、ルルーシュは今のところ唯一の武器である左目の能力を把握するため、教師を相手に試し、一人の人間に対して1回しか能力は効かないことを突き止めます。まあ、強力な能力というのは得てして何らかの制約を伴うのがこの手の物語の特徴ですからね。妥当な制約だと思いますし、分かっていれば対処のしようもあるでしょう。とすると、例のクロヴィスが出した停戦命令は左目の能力によるものではないということですから、今更ですがクロヴィスの無能ぶりが知れます。
 そして放課後、ルルーシュはカレンを誘ってクラブハウスへ。お互いが持つ疑念に白黒付けようとしますが、そこへミレイたちがやって来ます。どうやらミレイの祖父である理事長の頼みでカレンを生徒会メンバーに加えるからパーティーをするとのことで、一次休戦する羽目に。まずは乾杯とばかりにシャンパンを持ち込んで開けようとするリヴァルにそれを止めようとするシャーリー。もみ合いの末、瓶はルルーシュの手に渡りますが、そうしているうちに取れかかっていたフタが飛んで、中身はカレンの頭に……
 流石にこのままではまずいのでクラブハウスのシャワーを使うカレンの元に、ルルーシュが着替えを持って来ます。というわけで何故新宿のことを口止めするのかカレンが問い詰めようとすると電話が。ルルーシュがまず出て、カレンにだと言われて受話器を受け取ると、そこから聞こえたのは新宿で確かに聞いたあの声です。実は着替えを取りに行った時、ナナリーの世話をしている咲世子を左目の能力で支配してボイスレコーダーを使わせた、実に秀逸なルルーシュのアリバイ工作で、カレンのルルーシュへの疑いを消えることに。
 とりあえずこれで一安心とばかりに戻った矢先、クロヴィス暗殺のニュースがテレビに流れます。ところが、犯人としてスザクが逮捕されたとの報に、流石のルルーシュも驚きを隠せません。

 さて、今回は学園が中心の話でしたが、ミレイたち生徒会メンバーはこれだけで学園物のストーリーが出来そうなほど個性が強いし、カレンはレジスタンスの時と比べて外見もキャラクターも違っていて、ルルーシュといる時は若干地が出てしまうものの、ギャップの強さがむしろグッジョブ。
 しかし、ルルーシュとカレンの関係をシャーリーが怪しんでいて、そのうちこれ絡みで一波乱起きるんじゃないかと心配ですし、スザクは生きていたけれど囚われていたりと、山積するトラブルをどう処理するか、ルルーシュの手腕が本格的に問われる時は容赦なく迫っております。

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