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奇想兵器や細々とした絵で知られる速水螺旋人先生がモーニング・ツーで連載している漫画「大砲とスタンプ」の単行本第1巻が去年出ていたのですが、品薄で近所の書店どころかAmazonや楽天にも出回らず、最近やっと重版が出たので注文しまして、ようやく本日読む事ができました。 と言うわけで、例によって紹介と感想をこちらで書こうと思います。 この漫画、一応架空戦記物なのですが、主人公のマルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉の所属は前線ではなく、物資の輸送や補給などの後方支援が任務の兵站軍でして、兵器や作戦、戦闘などをメインとするミリタリー漫画の王道(私的なイメージ)を最初から外れている所がいかにも螺旋人クオリティと申しましょうか(笑)。 ミリタリー物のストーリーで補給や兵站と言うと、杓子定規な事務屋のイメージがありますが、マルチナと来たら笑ってしまうくらいそのステレオタイプから外れず、事あるごとに「責任問題」という単語を口にします。 ですが四角四面に規則通りでは回らないのが世の中というもので、まして戦場と来れば尚更の事。偉い人の都合に不測の事態、その他色々降りかかる現場の事情に、マルチナのストレスは絶える事がありません。 そういうのを見ていると、前線に言わせれば「安全な所で書類と数字をいじっているだけの事務屋」である兵站も、「後方だって色々大変なんですよ!」と味方したくなるから不思議なものです。ええ、物事を複数の視点から見るのって必要ですね(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 |
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