たかいわ勇樹の徒然なる日記

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zoom RSS 浅井ラボ されど罪人は竜と踊る10 Scarlet Tide

<<   作成日時 : 2011/07/01 23:13   >>

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 私もそれなりの年月小説を読んできて、異常者や快楽殺人者が登場する作品も結構読んだつもりですけど、浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」の最新巻に出てくるザッハドの使徒、特にアンヘリオは次元が違いすぎます。

 殺人に抵抗や良心の呵責を感じないのは当たり前、それでいて知性は極めて高く、自分自身を律する意志の力もあって、社会に適応する能力も備えているにも関わらず殺し、しかも私達には想像も付かないような非人間的で残忍なやり方を計算的にやってのけるのです。
 更にはそうした殺戮にも殺人作法なる自分のルールを遵守し、一般的な基準とは逸脱していながらも彼なりの価値観で殺す相手を選んでいる上に、恐ろしいことに部分によっては理解できる箇所もあるのです(もちろん納得なんかしてはいませんし、してはいけないと思ってますが)。
 こんな宇宙人だか異世界人だかに比べれば、大量殺人者揃いなのに他のザッハドの使徒の方がまだこちら側の人間の範疇内ですよ(あくまで比較にしか過ぎませんが)。実際彼らもアンヘリオに散々翻弄されまくってますし。

 他のブログの感想記事ではエロ・グロ・バイオレンスな部分が強調されてまして、実際ライトノベルでここまで書いて良いのかよと私も思いますが、その方面につきましては本シリーズのこれまでの巻や、菊地秀行先生の魔界都市シリーズでも見てきたことなので、ここでは敢えて割愛することにします。

 ともあれ、ザッハドの使徒絡みのストーリーは次巻以降も続くようですから、正直このシリーズを読み続けようとするなら、あらゆるエロ・グロ・バイオレンス、そして非人間性にそれ相応の耐性と覚悟を備えておくことをお勧めします。
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