たかいわ勇樹の徒然なる日記

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help リーダーに追加 RSS 本田透 イマジン秘蹟 2.人でなしの恋

<<   作成日時 : 2008/02/16 22:30   >>

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 最近の記事はFlashやPBMの話題ばかりでしたけど、ちゃんと本も読んでるんですよ。て言うか、一年のうち本を読んでない日は圧倒的少数派なんですよ、私。まあここによく来ている方なら多分ご存じのことと思いますが。まあたかが1週間本の感想が開いたくらいで書くことではないと思いますが、そこは枕ということで。
 というわけで、今回の感想は本田透先生の小説「イマジン秘蹟」の最新巻「イマジン秘蹟 2.人でなしの恋」です。

 前巻の事件以来、尾津智弘はイマジンの美少女三人組に執事として働かされるわ、変態扱いされるわ、その他色々と身体的精神的両面でイジられる日々を送っていました。
 そんなある日、同級生からいきなり渡された『果たし状』に指示され図書室に行ってみると、そこには片目に眼帯を付けて「猫の手」を翳している危ない神様ならぬ、車いすに乗った儚げな感じの美少女が待っていました。
 それから智弘は放課後イマジンの部室に向かう前に図書室へ行き、その少女──月見里真稀名と会うようになりますが、彼女と過ごす穏やかな時間は智弘にとってとても貴重な時間となり、これが初恋なのだろうかと自問したりします。
 ところが図書室で智弘と月見里がイマジンの三人組とばったり会ったのを境に、イマジンの部室に脅迫状が届いたり、自宅に脅迫FAXが送られて来るなどして、智弘の初恋物語は悲劇に向かって暴走していくことになります。
 今回は中盤からサイコな展開で物語が進みますが、前巻でもあった魔女症候群も絡んでますし、生半可な洞察力では予測できないだろう真相が用意されています。また、普段は智弘に罵詈雑言と暴力を浴びせてくるイマジンの三人組は、智弘に危機が迫ると慌てふためくのですが、なまじ素直に表に出さない所が可愛かったりしますし、智弘も物事を冷静と言うか冷めた目で見る性質があり、「体温が低い」と自分でも言ってますが、本当にどうしようもない不条理に対して憤る所など、それぞれの人間性を伺わせます。
 ただ、ネタバレを覚悟で書きますと、前回はまあハッピーエンドと言えなくもありませんでしたが、今回は決してハッピーエンドではありません。その点は覚悟して読んでください。
イマジン秘蹟 2 (2) (角川スニーカー文庫 204-2)

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